オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分のレビュー・感想・評価
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登場人物独りというユニークな作品
本当は他の映画を観るつもりでしたが、偶然通りかかった名演小劇場が雰囲気の良い感じで時間も丁度良かったので、前知識もなく観ました。が中々の佳作といった所でしょうか。登場人物は僅か一人。車内電話でのやり取りに終始するのですが、自然と感情移入させられました。機会があれば観ても損はないと思います。
濃密な大人のチョイス
夜中のテレビの映画番組でこういう内容の放映があったらとても幸運である、そんな感覚の映画。
2種類のBGMを使っての効果も、気分を持って行かれて良い。
こういう企画を日本の表現者はもっと披露して欲しい。
まさに、日本にピッタリなシチュエーションなのだから・・・
トム・ハーディファンだけ観に行ってよし!
前評判の割に、映画的な魅力に乏しい作品でした。
とにかく、画角が退屈。ただでさえ、ワンシチュエーションの作品なのだから、少しは工夫して欲しかったが、何度も何度も同じようなショットを見せられて、わずか90分未満の映画が、とてつもなく長く感じました。
ストーリーも、底が浅過ぎて、とても感情移入できるレベルではありません。
トム・ハーディファンだけが観るべき作品。
ストーリーテリング
マッドマックスがアクションで物語を語るなら、こちらは会話で語るという対比。撮影時期は分からないけど、観客としてこの同時性を楽しんだ。この対比は出来すぎなんじゃ。こんな傑作と良作を目の前にしながら頭に浮かぶのは二元論...。
一番アガったのは部下のドナルが走り出す件。ストレスとプレッシャーが一周した時の可笑しみがマッド・マックス。部下がマッドならワンナイトメイトもマッド、ロックはコンクリートマッド!
マッドで危機を乗り切ろう!
「時間と距離の葛藤」
わずか数時間の中で男のあらゆる責任、優しさ、エゴもエロもコンプレックスも濃縮した男の修羅場。場所だけが移りながら、一人対多数のモノローグ。父親の幻影が映るはずのないバックミラーに浮かぶ。見なきゃよかった。あまりにも凄い。86分。
面白いんだけど…
面白いんだけど、イマイチノリ切れない…
トム・ハーディーの芝居は、マッドマックスから一変して良く喋るし説得力もある。
決断の背景も上手く工夫して見せている。
でもねぇ…「上手く工夫したな」って思わせちゃダメじゃん…
あとさぁ、ネタバレするけど…
アレで終わり…?
もうちょっと希望とかさ…?
余韻は残る
興味深いし、単調な画面でも好奇心は継続する。
自己の出世と苦学からの深い記憶が、ああいう決断をさせるのは、分かる気がする。
この意識がない人は、物語の中核に共感を覚えないだけに、退屈な90分間になるだろう。
自業自得
自分が出来る人間だと勘違いしている主人公がもがく話し。
着信のタイミングや電話に出るまでの間が悪いし何だそれと言う様な中途半端な結末。
ただの自問自答にしておけば良いのに幻視と話しをするのが又話しをチープにさせている様に感じる。
シチュエーションは悪くないけど、それだけ。
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