「予告からいい意味で裏切られました」おんなのこきらい ちややんさんの映画レビュー(感想・評価)
予告からいい意味で裏切られました
予告を見て、これは駄作か名作のどちらかだ!!と思って見ました。
感想は「いい作品だけれどまだ名作ではない」です。
非常にどのキャラクターも小道具とか美術でわりと表現されているところが多い気がするのですが、
一番好きなのが、木口健太の乗っている車がフォルクスワーゲンの可愛いやつなところ(笑)
「俺はお前みたいな上っ面の〜〜」みたいなこと言っときながらお前は質のいいブランドもんのかわいいもん持っとるやんか!!
これがなんとなーくその後キリコを裏切るんじゃないかとちょっと予見させた。
なんだかんだで木口健太が持っているものは
「こだわった素材の美しい自分の作品」
「ブランドもんで可愛いもの」
さらに「よくできた美人の彼女」
で構成されており、にこにこした顔で相手に
「いいんだよ〜〜ダメでいいんだよ〜〜」
といいながらも本心では可愛い上にハイスペックを求める超絶都合のいいことを望む男性そのものを表現しているかのように思えました。
これに出てくる男性キャラ達の方が怖いわ。おとこのここわい。
キリコの衣装もパッと見可愛いけれど安そうなところもいい。でもおんなじスカート毎度はきすぎや。
画作りこだわったところも感じるけれど、最初の方音がうまく入ってなかったり、事実は不明だがエキストラじゃないっぽい人が写り込んでたりして(?)いささか映画作りになれてなさげな雰囲気を感じるので3.5
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