劇場公開日 2016年1月15日

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「ある意味、異世界転送」パディントン Roy60Jinさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ある意味、異世界転送

2022年7月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

ヒトと同じくらいコミュニケーション能力と道具を扱う能力を進化させたクマが、ペルーの奥地からロンドンに移住し、大波乱を巻き起こす。

ゲーム風な見方をすれば、異世界に転送された主人公パディントン(クマ)が、街で心強いパーティー(メンバーの個性が強い)を見つけ、一時的にそのパーティーに加わり冒険をする。しかし、その後トラブルを避けるため、一人で冒険に出てしまうというお話。

各キャラクターが立っているため、キャラクター同士の掛け合いや関係性が見どころの一つかなと思う。特にパーティーリーダーがbored and annoyingなところがあり、パディングトンがリーダーとどう打ち解けていくかがドラマである。

あと、ちょこちょこ入るコメディやパロディ(ミッションインポシブルなど)の緩急がよく、コントとしても楽しめる映画だと思った。

隣で3才の息子も一緒に見ていたが、彼はパディントンが何をしているのかを終始聞いてきた。新しい家を探しているんだと説明はしてみたが、なかなか理解できないようだった。

Roy60Jin