「心が淋しいとき、この映画を。」パディントン fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
心が淋しいとき、この映画を。
日々の慌ただしさで、心がささくれていたある日。
「そうだ、パディントンを観よう」と録画から掘り起こしました。
クマがなぜ、赤いヨレヨレの帽子と緑のコートを着ているのか云々。原作を知らない「パディントン初心者」の私には目からうろこ。
バスルームを水浸しにしちゃったり、結構ドジっこなのに憎めない。むしろ母親のように「よしよし、気にしなくていいよ」って、パディントンの頭をなでたくなる愛らしさ。クマだけど人間臭い、控えめなイギリス風紳士なのが、なおよろし。
「いつかイギリスへ来たらいらっしゃい」。そう言った探検家を見つけることができるのか。最初はバラバラだった家族が、パディントンを囲むようにまとまっていくのが、ちょっとジーンときました。
くすっと笑えて、ワクワク&ドキドキ。ニコール・キッドマンの冷たいヒールっぷりも、かっこいい。腹立つ役どころだけどね。
家族の場面で出てきたいろんな伏線を「いまだ」と、終盤回収していく様はキリっとしまってナイス&にんまり。
「所詮子供だましでしょ」なんて思っていたけど、大人でも楽しめて、心癒される一作でした。あー楽しかった♪
一緒に録画した「2」は、また明日でも見ようかな。
コメントする