「いらいらする上に退屈」白い沈黙 miumanさんの映画レビュー(感想・評価)
いらいらする上に退屈
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昨年のデビルズ・ノットも個人的にはいただけなかったが、もう一度エゴヤン監督作品にチャレンジしたが、もはやイメージ修復は不可能(苦笑)
●他の方も触れているが「時間軸を大胆にいじる」のはそう簡単ではないが成功すれば素晴らしい作品になる。が、この作品は時間軸をいじる編集が全く効果をあげていず、混乱する。
●登場人物(特に女性)の雰囲気がロザリオ・ドーソン以外老いも若きも似ていて、見分けがつきにくくそれで時間軸をいじっているので誰が今何をしているのかがわからなくなる。女性は監督の好みなのだろうか?
●ライアン・レイノルズは主人公といえるほど作品中では重きを置かれていない。
●幼少時にさらわれ、学校にもいかず対人関係の構築が9歳で止まっている娘の描写が甘すぎる。これは俳優の力不足か?脚本が悪いのか?演出か?
評価1の原因はここ。
●犯人役の男優の演技はわざとらしく、(別の意味で演技的に)気持ちが悪い。全体的にレイノルズ以外、演技が観ていて楽しくない。
⚫︎監督の意図は犯人探しと事件解決ではなく、人間の感情面、変化に重きを置いて描きたいのかと思うが、上滑りして伝わらない。
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