「落ちこぼれではない。明るい作品。」映画 ビリギャル カルベさんの映画レビュー(感想・評価)
落ちこぼれではない。明るい作品。
学年最下位の子が、慶應に入るまでの話。
いかにもなギャルといった子が、持ち前の明るさと頑張りで大学合格に挑む。
賛・まず家族が良い。母親が子供を大切に導く姿に胸を打たれました。常に寄り添う姿。「自分は可能性を諦めていたから、子供には諦めて欲しくない」と必死に子供の勉強代の為に仕事をする。そんな母親の為に主人公も頑張る。友達も妹も、いい奴なんです。
塾の先生も実に良い先生で、気持ちの良い先生でした。頑張り屋で、人をやる気にさせるのがうまい。「クズなんていない」という言葉その通りです。
周りの人たちに支えられたからこその、慶應合格ですね。
父親だけは、周りの見えていない駄目な親父ですが、最期には分かり合います。
典型的サクセスストーリーですが、やはり良いものです。
否・結果がタイトルに現れてしまっている為、イマイチ気持ちが乗り切れない部分がありました。盛り上がりに欠けるというか。やはり結末は隠した方が良かったかと思います。
結論として、とても良い作品でした。
大人になった今だからこそ、夢を持つことを、可能性を諦めててはいけないのだということ。大事にしなくてはいけないと感じる作品でした。人は一生勉強ですから。
「意思の力が道を切り開く」至言ですね。
自分も大事にしたいと思います。
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