「人はだれかが信じてくれるだけで、どこまでも高く飛べる!」映画 ビリギャル かつさんの映画レビュー(感想・評価)
人はだれかが信じてくれるだけで、どこまでも高く飛べる!
タイトルから、ストーリーと結末が既に分かっちゃってるなかなか珍しい作品でしたが、心に刺さる良い作品でした。
個人的にこの作品を通して感じたことは、「人は、だれかに心の底から信じてもらえるだけで、どんな壁でも乗り越えて、高く飛べる!」ということ。さやかが自分でも無理だと思っていた「慶應大学、合格!」という目標に何故前向きに取り組めたのか。それは、坪田先生が信じてくれたから、あっちゃんが妹のまゆみちゃんが信じてくれたから、友達が信じてくれたから、だと感じました。
前半は、さやかというよりも坪田先生の魅力が全開ですね。ダメギャルさやかのことを底から信じて、共に頑張っていく姿は感服しました。知人でもなかなか全幅の信頼って難しいのに、まだなにも知らないダメギャルのことを信じられる人柄って素晴らしいですね。。伊藤淳史さんって、個人的にはそんなに役の幅が広いとは思わないし、スゴい役者さんだとは思わないですが、こういう愚直に頑張る不器用な優等生役やらせるとハマりますね。
ただ、中盤の模試を受けて、壁の高さに打ちひしがれた展開からの立ち直りの心情がイマイチ伝わって来なかったのがちょっと残念。。弟への「あんたとは違う!」だけで再奮起できるものだろうか??
あと、「慶應合格!」のストーリーは既定路線で、前もって分かっていることだから、合否の発表はあんなに引っ張らなくても。。
それよりも、合格とわかったときにさやかがどんなリアクションしたか、あっちゃんがどんなリアクションしたかをみたかったですね。
お母さんのあっちゃんがいまいち好きになれなかったです。前半の印象が良くなかったかなぁ。気に食わなければすぐ「転校します!」「退学にしてくれていい!」は、周りが見えてなくて、大人としての視野の広さを感じなくて、なんだかなぁと感じました。まあ、今の御時世あんな姿勢の小学校の先生は、血祭りに挙げられるでしょうが(笑)
時々挟まれる先生と生徒としての会話が楽しかったです。「先生が大統領になればいい」「日本に大統領はいないよ」「え!安倍ちゃんは?」が好きです。そして、安倍ちゃん、長く総理大臣やってますねぇ。
安田さんも、裸芸を期待通り見せてくれましたね♬
フォローありがとうございます(*^^*)
こちらもフォローさせていただきました✨
安田顕さん、本当に憎まれ役うまいですよね👍
本当はダメダメな人なのに全く見せない演技力に脱帽です😃