「短所をどう長所に変えてパワーにする?」映画 ビリギャル りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
短所をどう長所に変えてパワーにする?
どうせ実話を売りにした感動の押売り形でしょ?と敬遠していましたが、全然違う!
劣等生が猛勉強の末に合格した受験記であり、家族の再生を丁寧に創られていました。
子供を持つ人も坪田先生を見たら、大きな気づきがあるはず。すごく為になりました。どんな所でも褒める!テストが0点でも!解答欄を全部埋めた、間違った解答の発想がおもしろいなど。この先生といたら、勉強も自分も大好きになるなと思いました。
歴史を漫画で勉強するなんて着眼点なかったー!学生時代に知りたかった…涙 勉強は教科書にかじり付いてするもの、という発想を覆す勉強方法で、観てる方も「次はどんなだろう」という楽しさがありました。
坪田先生の一番好きな所は、生徒ひとりひとりに関心を持っていること。生徒の好きな芸能人や漫画に興味を持ち、それを例えに入れながら会話をするので、素敵だなと思いました。
さやかの家庭は問題がありましたが、それでも羨ましいと思いました。私立の学校、慶應を目指せる家計、母親の愛情…。それでいて、友達も足を引っ張らず応援してくれる。頑張れる環境がある素晴らしさも感じました。
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