映画 ビリギャルのレビュー・感想・評価
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いい人たちに恵まれてよかったね
さやかちゃんは、坪田先生や母など素敵な人たちに恵まれてよかったなと感じました。それと同時に、自分がダメなやつでも、このような素晴らしい人たちがいればどんな夢でも叶うことを学びました。
これから何があっても、諦めずに前を向いて進めば大丈夫だということを実感できた映画でした。
努力は報われる
そんな内容の映画。周りから言われるよねクズとかやってみなきゃわからない
意思のあるところに道は開ける
いい話だ泣けるし頑張れって応援したくなる。いろんなせいにして生きてきてもやっぱり自分で見つけた道を突き進めばそれでどうにかなるって証明してくれる映画
理解者大切
原作本は未読だけど、表紙の石川恋さんがホントにギャルっぽくて、最初ご本人だと思ってた。
映画は有村架純さんが主演と聞いて、ギャルのイメージないなあ…と思っていたが、見たら上手くてとても良かった。
架純ちゃん、今とあまり顔が変わらない。かわいかった。(もう10年前の映画なんですね)
ちょうど今、受験生の親の立場で鑑賞したのもあり、参考にもなったし反省もした。
さやかの場合は、絶対に彼女を守る母親と塾の先生という、良い大人たちが側にいてくれたのが大きい。
反面、根はいい人なのに、子供に自分の夢を押し付ける父親、学校の担任、普通に存在する彼らのような人たちのちょっとした言動も、子供の人生を左右する。ここが考えさせられたけど、何より本人のやる気やモチベーションが一番大切。
それを引き出してくれた塾の先生、とても素晴らしい。
子を持つ親や受験生に見てもらいたい映画。
原作は自塾の宣伝でしかないけど
原作は宣伝臭プンプンで、
いいところは「さやかちゃん」のキャラだけ、という感がある。
たとえば
「塾での指導経験が長い僕にはすぐわかりました」とか
「心理学を学んで生徒の指導に活かしてきた僕は」とか
「普通の教師だったら、ここで・・・と思うかもしれません」とか
「僕は現在、進学塾以外にも複数のベンチャー企業を経営していますが」とか、
偉そうなニオイがプンプンする下りは枚挙にいとまがない。
それを映画では、先生の人物設定を変え、
そういう偉そうなニオイを全て消したのがよかった。
とはいえ
新たに加えた挿話にちょっとリアリティなさすぎだろ
と思う部分はあって、たとえば
面倒見がいいわけでもない学校の担任の先生が塾へ出かけて行って塾の教師に文句を言うなんて、
100%あり得ない。
ほかにも少々デフォルメしすぎ(あるいは単純化しすぎ)に見える演出も散見される。
そういう辺りはちょっと引いちゃうんだけれど、
逆に原作ではサイテーな台詞を言うだけだったその担任が、
最終的には意外にいいとこあるじゃん、という描かれ方をしている点は
救いがあってよかった。
でもなんといっても
有村架純さん演ずるさやかちゃんの魅力が際立っているので、
全体としては面白く、なかなか感動的だった。
ちょっと予想外。
しっかりと作り込んだ作品
講演会をも開催するようになったビリギャルの努力の物語!
学年で最下位の成績だった女子高生さやかが、ある塾講師との出会いを通じて勉強への情熱を見つけ、慶應義塾大学合格を目指して奮闘するストーリー
人生はどんな人と出会えるか?で行動が変わるってことを考えさせられる作品。
坪田先生は、ただ勉強を教えるだけではなく、彼女の潜在的な力や成長意欲を引き出す方法で導いていきました。
見た目と態度で出来ない人だというレッテルを貼られたさやかですが、坪田酸性の人の可能性を見つける力によってどんどん変化していきます。
努力と挑戦が人生をどう変えるかを教えてくれるとともに、教育の大切さを改めて感じさせてくれるものです。
さやかさんの講演会も聞かせていただきましたが、本当にパワフルでいい影響を与えていきたいという想いがとても強い方でした。
それだけの影響を10代の若者に与えた坪田先生の影響力は計り知れない。
私自身もいろんな方々と仕事をする機会がありますが、それまでの行動を顧みる時間となりました。
学歴や経歴が人の可能性を決めるのではなく、信じる力と努力が未来を切り拓くのだ!
という姿をみることが出来ます。
周りと一緒に成長していきたい方、教育に携わっている方、そんな方々には特におすすめの作品です!
家族、学校、親友、仲間、尊敬する人 すべてが繋がるドラマ
人間ドラマとしての完成度がとても高いと思った。特に工藤家の中の歪な状態は、実際こういう家庭はあるの思うし、その中でああちゃんの子を思う気持ちが演技に十二分に現れていた。一番感動したのはああちゃんがバットを持って、(さやかの父親を殴ると思いきや)バスの窓ガラスを狂ったような声を上げながらぶっ壊して、「恥ずかしいって何ですか?私は学校に何度も呼び出されたけど、恥ずかしいと思ったことなどない、むしろ、サヤカといろんな話ができて楽しかった。知ってます? リュウタは試合の前の晩、ぜんそくの発作が出るの。 失敗してあなたに叱られるのを恐れてたの。一番辛いのは、あなたの夢を押し付けられたリュウタじゃないんですか?」と、捲し立てたシーン。ここは本当に胸を打たれた。その他にも、週6の塾通いにした時に、坪田先生が、ああちゃんから受け取ったお金を見せて、この重みわかるよね、と言った言葉を聞いた時のさやかの気持ちも伝わってきて良かった。
このドラマは感情が揺れる場面、そして、感情が変化していくきっかけをきちんと描けているという点で素晴らしい。
私にとっては、30年以上前の自分の受験生時を思い出すドラマだった。私立に行くお金がなく、国立の難関大学を滑り止めなく受けざるを得なかった当時の気持ち。もし、落ちたら家出しようというは決意のもと死に物狂いで勉強した日々。受験当日飛行機での移動の疲れと寒さで、40度の発熱で2日間試験を受け、その後丸2日間ほぼ意識を失ったこと。合格発表日、合格通知を受け取って、震える手で封筒を開けて、合格の文字を見て、全身の力が抜けた。
それにしても、有村架純は信じられないほど可愛かったなぁ。ずっと鑑賞候補に上がっていなぎら見ずにとっておいた本作を、今回初めて見て今更ながら見て良かったと思いました。
塾と学校と
可能性に挑戦したくなる感動の実話
ビリギャルのシンデレラストーリーを描いた実話の物語、とっても感動しました!
ご本人の努力に加え、努力を引き出す坪田先生や母親の愛情深さに恵まれたからこそ、
色々な奇跡が重なった合格だったのだと胸が熱くなりました!
KOで脱亜入欧をOK♥
誰でも『やれば出来る』
でも『何をやるか』だと思う。
そんな事は言うまでもないか。
因みにKOやWSは、昔と変わらなければ、英語が出来れば容易に受かる。英語の配点が他の教科と違うからね。要は、大学へは、『お金』と『テクニック』があれば、誰でも入れるって事だ。
たがしかし、大学を卒業してからの人生がメインな人生になるのだから、その後の事も考えて大学を選択すべきだ。現在の大学教育は、入学後に感動出来たり、人生観が変わる様な授業をやっているとは限らない。だから、大学側には言いたい、少子化で子供が少ない中、入ってくれる子供がいるんだから、真実を、きちんと教えてもらいたいものだ。
勿論、KOへ入らうと奮闘する子供達の努力は否定出来ない。
意図的な事だと思うが、現代の学校教育や親の子育ての間違いを、赤裸々に描いていると思って共感はする。この娘の話は僕の時代の『◯奈川金◯バット◯親殺◯事件』のリバースだと思っている。
『KOが現代の日本人に大きな影響を与えているか』を考慮すれば、子供達を選ぶ基準や方法を考え直した方が、もっともっと良い子供が集まると感じるが。
ちょっと感動する
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全く勉強せず煙草がバレた女子高生が停学中に個人レッスンで慶応を目指す。
学校の先生はクズ扱いして来るが、塾講師は自分の可能性を信じてくれた。
父親にも問題があって、プロ野球志望の弟ばかり可愛がる。
なので母親は自らパートで働きまくって娘の受講料を捻出。
やがて弟は高校に入学するも自信喪失し、父に内緒で野球部を辞める。
そしてちょっとグレたので主人公が注意したらお前も同じと言われた。
それで一念発起して慶応に合格。
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こういう映画って大体大げさになってるし、そんな記事もよく見かけた。
主人公は映画ほどバカじゃなかったとか、科目の少ない入試やったとか。
ちょっと自慢にはなってまうが、おれもビリに近い下位から、
腹くくって頑張って半年の独学で有名国立大に受かった経験を持つ。
だから序盤の嘘くさい展開には正直ムカついたりもしたわ。
主人公のバカを強調したいあまり知能に障害があるかのような描き方で、
その時点で全く感情移入できんかったんやが、そのうち慣れて来た。
やがてちゃんと苦悩や思いやりを持った点が見え、応援する気になって来た。
単なる受験戦争場面ばかりでなく、家庭の問題も絡めたのも良かったのかな。
そんなこんなで主人公やそれを取り巻く面々の一生懸命さに心打たれたわ。
頑張ろうと思える映画
なんかすっごいいい話
共感できない
有村架純の花凛さと、吉田羊の存在感のある浮遊感。伊藤淳史の親しみ深いリアリストぶりなど、面白いキャラクターが集結したいい映画だと思います。
でも、共感できませんでした。
理由は、合格することがゴールになってしまっている。ということ。
これは、あえて映画で触れていないのかもしれませんが、「成績なんて悪くてもその気になれば慶応にだって合格するんだから」という、モチベーテーゼをすることで、多くの(特に同世代の)共感を勝ち取った結果、本当に大切なはずの、大学に行って何をやりたいのか?という部分をすっ飛ばしてしまっているのです。
若い時にありがちの、「目的意識の欠如」が、家族ぐるみで遂行されている(いや、積極的に周りの人たちも巻き込まれてしまっている)その失敗例として、野球に挫折する弟と、見事、合格する姉という対比で描いてありますが、果たして真の勝者はどちらなのか。
このギャルが、合格するために論文のテクニックを身に付け、合格可能な学部を選び、いわば「肩書き」を手に入れたあとに得るものは、ひとときの優越感と、目的の喪失ではないでしょうか。
なんだか、今の日本人の価値観を如実に語っているような、もし、そんな皮肉が込められているというのなら、そこに突っ込んで欲しかった。
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