「人間ドラマもちゃんとある。愛すべき〝ザ・B級映画”(笑)。」シャークトパスVSプテラクーダ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
人間ドラマもちゃんとある。愛すべき〝ザ・B級映画”(笑)。
【賛否両論チェック】
賛:奇想天外な設定の中にも、金銭欲や名誉欲に駆られてしまう人間の弱さや、「何のために生きるのか」という深いテーマを問いかけてくる。主人公にも好感が持てそう。
否:怪物のCGの様子など、B級感は否めない。グロシーンも多いので、好みは分かれそう。
設定は奇想天外、フルCGの怪物達にグロシーンのオンパレードと、内容そのものは〝ザ・B級映画”といった印象がします(笑)。とはいえそんな物語の中にも、欲に溺れて身を滅ぼす人間の愚かさや弱さが、しっかりと描かれています。そして、絶体絶命の窮地に立たされた主人公が、自身の弱さと正面から向き合い成長していく様子が、案外感動したりもします。
怪物同士の鬼気迫る戦いに人間がどう絡んでいくのか、是非是非軽い気持ちでご覧下さいませ(笑)。
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