「密入国は厳しい」海にかかる霧 うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)
密入国は厳しい
金欲しさに船に密入者を乗せる仕事を請け負った船長。
船員も金に困ってるから、船長に従う。
密入国を上手くやった経験のない船員では上手くいくはずもない。
案の定立て続けにトラブルが起こる。
この展開は厳しい。
本当に悪事を重ねないと平気で殺人を続けるのは難しい。
殺すつもりの戦争ですら、殺し合うだけで人間性をぶち壊す。
1970年代の韓国はどうしようもない貧しさの中に居たのかと悲しくなる。
密入国の運びやもハイリスク、ローリターンで、掴んだ小金はあっさり削り取られていく。
蛇の道に繋がる奴はいくらでもいるのでタカられる様は厳しい。
ラストはこれで良いのか?とは思う曖昧さではあるが、ソコソコ納得は出来る。
ただ残念だったのは船員にゲスが多かった事。
「俺だけヤってない」とかゲスにも程がある。
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