「人間の狂気が恐ろしい」海にかかる霧 とえさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の狂気が恐ろしい
不漁続きで金銭的に追い詰められた漁船の船長が、朝鮮族の密航に手を出す。
しかし、これが不幸の始まりで、初めての密航に、不慮の事故が襲いかかる。
怖かったなー。
船長と船員たちが極限状態に追い込まれ、狂気の人へと変貌していく。
人間というよりも、むしろ野獣となってしまった彼らの恐ろしさ。
人は、こんなにも簡単に正気を失うのかっていうのが良くわかる映画だった。
そんな中、愛する人を守るため、正気を失わずに船員たちと戦い続けたユチョンの存在は、この映画の希望だった。
しかし、ユチョンの願いが叶わない ラストシーンの表情がとても印象的。
女って、やっぱりしたたかで、たくましいんだな〜 >_<
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