劇場公開日 2019年7月12日

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「おもちゃの存在意義を問う。」トイ・ストーリー4 ちゃーはんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0おもちゃの存在意義を問う。

2019年8月23日
iPhoneアプリから投稿

期待していたフォーキー。子どもにとって1番のおもちゃって実は売られているものなんかじゃなくて、到底必要のないゴミのようなものをおもちゃにして、自分で作ったもの。

子どもの無限の想像力が最も発揮されるときって、大人にとって無意味なものを、宝物にさえ変えてしまうってことなんだろうな。

この映画を見ている子どもにとってのヒーローであるはずのウッディ。やっぱり、ウッディでも勝てません。自分があれこれ頭をひねって創り上げたおもちゃには。

じゃあ、おもちゃ屋に売っているおもちゃの存在意義ってなに?って話になる。ウッディが出した答えは、手にとってくれた子どもを幸せにすることだった。忠誠なんかとも違う。自分の生き方を貫いた姿に感服しました。

大人はあれこれ悩んでおもちゃを作るわけだが、おもちゃの存在意義を問うてみると、簡単に答えはでる。大人が悩みに悩んで開発したおもちゃなんてものを、子どもの創造性は超えていく。

ちゃーはん