「この映画は、ゴッミだ〜♪」トイ・ストーリー4 たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画は、ゴッミだ〜♪
・・・ごめんなさい、言い過ぎました…。そう囁くのよ、私のフォーキーが…。
しかし!こう言わざるを得ない!これは酷いっ!
※ヘイトが溜まりすぎてバカみたいな長文になってしまいましたので、適当に読み流していただければ…🙇♂️
ピクサー・アニメーション・スタジオの大傑作『トイ・ストーリー』シリーズの劇場用長編アニメーション第4作。
ウッディとゴミから生まれた新しいおもちゃ・フォーキーは、ふとした出来事で持ち主・ボニーと逸れてしまう。
ボニーの下へ帰ろうとするウッディ達と、ウッディを探すバズ達が繰り広げる冒険を描く。
○キャスト
ウッディ…トム・ハンクス。
新たなキャストとして、ウサギのぬいぐるみ・バニーの声を演じるのは『ゲット・アウト』(監督/脚本)、『アス』(監督/脚本)の、監督や脚本家としても活躍しているジョーダン・ピール。
スタントマンの人形デューク・カブーンの声を演じるのは『マトリックス』シリーズや『ジョン・ウィック』シリーズのキアヌ・リーヴス。
日本語吹き替えでは、新キャラクターであるアンティーク人形のギャビー・ギャビーを、『コード・ブルー』シリーズやドラマ『トドメの接吻』の新木優子が演じている。
第92回 アカデミー賞において、長編アニメ映画賞を受賞!
第25回 放送映画批評家協会賞において、最優秀アニメーション作品賞を受賞!
公開3日後に映画館で観賞。ちなみに、吹き替え版での観賞となります。
流石の人気シリーズの最新作。300〜400席くらいある会場はほぼ満席でした。
客層はやはりファミリー層が多い。キャラクターがプリントされたTシャツを着た子なんかもいて、前作ですら約10年前のシリーズにも拘らず、子供達に人気があるんだなぁとちょっと感動。
さて、この映画。世界一のアニメ製作会社のピクサーが作ったこともあり、映像のクオリティはメチャクチャ高いです。
冒頭の雨のシーンなんか、本物の雨と見分けがつかないほどリアル!
キャラクター一体一体の描き方も非常に丁寧。例えば今回のメイン・キャラクターであるウッディとボーに注目してみると、ボーは陶器っぽい描き方がなされているのに対し、ウッディの顔はプラスチックっぽく表現されてる。各おもちゃの素材の違いまで表現出来ており、CGアニメの技術もここまできたか!と舌を巻いてしまいました。
これは『トイ・ストーリー1』や『2』ではあり得なかった表現技術だと感心します。
コメディー描写も概ね良かった。
子供達が多かったというのもありますが、コメディーシーンでは常に笑い声が聞こえてくる感じでした。
特に、新キャラのダッキー&バニーがとある作戦を語るシーンは大ウケ!
チョコプラのお二人、本当に声と演技がピッタリで、ナイスキャスティング!と思わされました。
冒頭のウッディとボーの別れのシーンは感動的。過去作に思い入れがあればあるほどこのシーンは胸にくるのではないでしょうか。
…とまぁいいところも沢山あるんです。ひとつの映画としてのクオリティーで言えば、世界最高水準であることは間違いない。
これだけ子供に受けているのであれば、一本のアニメ映画としては成功しているのでしょう。
しかし!個人的には非常に不愉快になる作品だった。
今作は25年続くシリーズの最新作。しかも10年振りのナンバリングタイトル!
「新たなる世界への旅立ち」というのが本作のテーマであり、明らかに「かつてこのシリーズのファンだった大人たち」をメイン・ターゲットに設定している。
ギャグやって子どもに受けりゃ良いという作品ではないはずなのです。
『3』はシリーズ完結作として完璧な着地だった。
あの後を描いた短編は何作かありましたが、正直長編として語ることはもうないんじゃないかと思っておりました。
そんな不安の中観賞した本作は、感想を一言で言うなら「蛇足」…。
いや、「立つ鳥跡を濁す」とでもいうべきか…。
映画はボニーが幼稚園に馴染めないという場面から始まります。
新しい環境に適応することが出来ず不安にかられる中、お遊戯の時間にボニーはプラスチックフォークなどのゴミを利用して「フォーキー」を作り上げる。
そしてフォーキーと遊ぶことでボニーの不安は解消されていく。
なるほど!今作は幼年期の少女の不安に着目し、幼稚園でのトラブルをお馴染みのキャラクターや新キャラ・フォーキーが解決していく話なのか!これなら過去作とも差別化されるし、いい切り口かも!
…と思ってたら全然そんなことなかった💦
問題点その①❗️
ボニーはアンディの宝物であるウッディを譲ってもらったわけで、そこが『3』では凄く感動的なシーンになっていた。それなのに本作のボニーは完全にウッディに飽きている。
・・・・・・
いやいや、『3』の感動返せや!😡
そりゃ現実世界なら子供は移り気なところがあります。でも『トイ・ストーリー』って一種の寓話でしょ。
リアルとは切り離して描かないと。
こういうことをボニーがやっちゃうと、観客が彼女のことを好意的に見られなくなっちゃうでしょ。
問題点その②❗️
本作のヴィランであるギャビー・ギャビー。不良品ゆえ子供に遊んでもらったことがないという可哀想なキャラクター。
でも、彼女がやったのはフォーキーを人質に取り、ウッディを脅迫するというヤクザも真っ青な極悪非道な行為。
彼女が優遇されすぎ。
基本的に全て彼女の思い通りになる上、過去シリーズのヴィランであるシド、プロスペクター、ロッツォの様に酷い目に合わない。
今の時代に勧善懲悪は流行らないということかも知れませんが、2016年の同社作品『リメンバー・ミー』ではきっちり悪役に鉄槌を下しているわけですから、本作のヴィランにもきっちり罰を与えてもらわないと個人的には納得出来ない!
一度やっつけてその上で改心するとか、そういう王道の展開はやっぱり必要だと思う。
ただでさえウッディのアレを奪ったことでこっちはムカムカしてるのに、あんな感じで終わったら全然溜飲が下がらないでしょ💢
ボーのキャラクター変更もそうですが、なんか映画全体に誤ったポリコレ感が漂っていて気持ち悪いんですよね…。
問題点その③
あのクライマックスは有り得ないでしょ!
「自由は素晴らしい」みたいなことをテーマにしてるのかどうか知らないですけど、彼らはあくまでもおもちゃな訳で、その存在意義が「子供に遊んでもらうこと」なのは明白。
囚われの小人が人間の遊び道具にされていて、彼らがその支配から自由になる、とかなら話はわかるんですが、おもちゃの喜びは子供の成長に付き合うことだ、というメッセージを発し続けてきた『トイ・ストーリー』で、急にこんな展開にしたらダメでしょ。
2014年のアニメ映画『LEGO ムービー』が、完璧なおもちゃと子ども、そしてその親との関係を描いていたというのに、元祖おもちゃ映画の本家『トイ・ストーリー』がこの体たらく…はぁ〜〜〜😩
他にも既存のキャラクターの扱いがぞんざいすぎるとか、結局フォーキーが何の役にもたってないとか、ボニーのお父さんが可哀想すぎて笑えないとか色々言いたいことはありますが、あまりにも長文になりますので愚痴はこの辺にしておきます。
とにかく、よくこんなクソシナリオの作品を『3』の後に出せたなと、怒りを覚えずにはいられない、見なければよかったとすら思える不愉快な作品です。
これまでのシリーズが好きな人には絶対にお勧めしません!
余談ですが、この映画の宣伝で、「予想外のクライマックス!」とか散々言ってましたけど、そういうことを言ってしまうとどんなクライマックスを迎えるかだいだい予想できちゃうんですよね。
映画の出来とは直接関係無いですけど、宣伝にセンスがない作品はやっぱり駄作なんだなと思い知らされました。
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追記
個人的に本作を駄作だと判断した理由を、もう少し詳細に記入してみたいと思います。
なぜ駄作なのか。それは本作には作り手のエゴがはっきりと見て取れるからです。
今回の作品で、製作陣のトップはこう思ったのでしょう。
「ジョン・ラセター&リー・アンクリッチよりも素晴らしい作品を作ろう。」
前作を超えるものを作る。これは映画製作者としては当然持つべき感覚でしょう。
ではどうすれば超えられるのか?
前作を担当したこの二人がとてつもない天才なのは周知の事実であり、この二人よりも優秀なアニメーション・クリエイターはほとんどいないでしょう。
そこで製作陣は「前シリーズ作品とは違う視点で物語を作る」という作戦を取るわけです。
彼らの選択した「違う視点」というのが、「自由」をテーマにすることだったわけです。
これが悪いわけでは全然ないんです。
調理の仕方さえ間違えなければ最高の映画になった可能性もありえると思います。
ただこのテーマを描くにあたり、彼らのとった手段はまず「前作のエンディングを否定すること」だったわけです。
つまり、「女の子が時代遅れのカウボーイ人形を他人からもらって、それをいつまでも大事にするわけないじゃん。」というリアリティを持ってきたわけです。
多分現実ではこうなると思います。身内から貰ったものならともかくとして、他人から譲り受けたボロい人形を後生大事にするなんてありえないでしょう。
でも、本作はファンタジーであり、子供達に夢と希望と愛を伝え続けてきたディズニー・ピクサーの作品です。
しかも「おもちゃを大切にしよう」ということを伝え続けてきた『トイ・ストーリー』シリーズな訳ですよ!
前作で培われたウッディとボニーの絆の崩壊なんて、観客は見たくないんです。
ウッディがボニーのお父さんに踏みつけられるシーンなんて、ファンは見たくないんです。
製作陣は自分達の作りたい映画を作る、というエゴに囚われすぎて、ファンのことを蔑ろにしています。
これまでの『トイ・ストーリー』は「友達」をテーマに作品が作られていました。そのテーマを「自由」に変更することで、過去作との差別化を図り、前作を越えようとした。
ウッディを「自由」にする為にはどうするか。→ウッディを迷子のおもちゃにする。
何故ウッディは迷子になったのか→ボニーが興味を失ったから。
テーマから逆算して作られた、こんな短絡的思考のシナリオを支持できるわけないでしょう。
「バズをはじめとするおもちゃたちとは離れ離れになるが、それは仕方ない。だって自由を描く為だもの!それに別れのシーンはみんな感動するだろ?『3』のエンディングも評判良かったし。」
あくまでも想像ですが、製作陣は多分こんな感じで、クライマックスシーンを作ったんじゃないですか?
「ウッディとバズの友情は不滅だ!」というメッセージを2人の別れで表現するからには、非常に注意深く描く必要がある。
25年間も観客はこの二人の冒険に胸を躍らせてきたのですから。
その決断に至った理由や、二人の感情や心情、思想の変化をシナリオに徹頭徹尾組み込んでいかないといけないでしょう。でも今回そこまで練って話を作ってないですよね?
「昔の恋人とヨリを戻せそうだから出て行くわ。ここにいてもつまらんし。」
観客からはこう見えますよ。こんな話に感動できるわけないでしょ。
もし本当に「自由」をテーマに物語を作るのであれば、『ニュー・トイ・ストーリー』とかいうタイトルにして、新キャラで物語を作ればよかったんです。そうすれば誰も文句を言わないですよ。
否定派の人たちも「今回の『トイ・ストーリー』はこれまでとは違った感じで面白かったなー」となっていたでしょう。
どうしてもウッディ&バズを出したかったのであれば、彼ら二人が主人公の短編でも作って同時上映にすれば良かったんじゃないですか?
とにかく、私は今作を絶対に肯定的に捉えることは出来ません。大好きだったシリーズを穢された気持ちです。
・・・でも5が作られたら観るんだろうな…。
Youさん、コメントありがとうございます♪
おっしゃる通り、ジョン・ラセターの功績を踏み躙るような映画で怒りを覚えました💢
最近のディズニー・ピクサー作品の風潮から考えると、仮に『5』が作られるとしても期待できそうにありません😮💨
ウッディがまずボニーのとこから出ないことには話が転がって行かないのはわかります。
前作(ラセター)の否定に悪意を感じました。
アンディのとこに戻る「5」を期待します。
ウッディは年代物のプレミアム人形なんですよね酷使されてますけど(笑)
共感ありがとうございます。
私も未だに、映像などの映画としての総合評価とは別に、この内容に対してはハッキリとした星を決めれないままでいます。それは今もこれからもそうかもしれません。
個人的にはウッディのアナザーストーリーとして本編ではないように思っている気もします(笑)
レモンブルーさん、熱いコメントありがとうございます😆
この映画に言いたいことはかなり言ってきたんですがもう一つだけ。これまでのシリーズは現実の経過時間=作中の経過時間だったので、これまでをリスペクトするのなら『4』は『3』の十年後を舞台にすべきだった筈。そうすれば大人になったアンディとの物語を展開出来たかもしれないのに…
考えれば考えるほど残念だぁ…
たなかなかなかさん もう私の気持ちをこれでもか!と言うほど 完璧に表現していただき、感動すら覚えるほどです!私は点数を付けるのも 勿体無い!というくらい この映画の存在に怒ってます!
「ゴミ」その通りです!エゴ丸出し!その通りです!トイストーリーが、3までに描いた完璧な温もりのある世界が、冷たい瓦礫に覆われてしまったような悲しさと、悔しさを味わいました!
3を観た後、アンディとウッディの再会を密かに期待してました。いつか アンディが結婚して ある日 成長したボニーと出逢うんです。アンディの隣には小さな男の子がいて…ボニーが「今度 家に遊びに来て」とアンディを誘います。そしてアンディはウッディと再会!アンディの息子がウッディを欲しがるんです!そして、またウッディやバズ達はアンディの元に帰る…そんな未来を夢みてたのに!あのラストには 絶望しか無い!あの遊園地からどんな自由が得られるというのか?どんな満足が得られるのか?私には 悲惨に朽ち果てて行く未来しか想像できず、哀しくて。
映画ぜんぜん見ないくん様
コメントをいただきありがとうございます。
製作側の思想が先走り過ぎて、トイストーリーとして破綻してますよね!
フォーキーは成り立ちからしてオリジナリティ溢れるキャラクターで、キーパーソンになり得る存在だったにも拘らず、作中の役割は人質になるだけ…
この程度の役割しか与えないのなら映画に出すなよ、と思います。
同じ気持ちの方がいて、嬉しいです^_^
全く同じ気持ちでした!
作り手の思想や思惑が伝わりすぎて、物語に没頭することができない作品だと思います。
フォーキーに終始イライラしたので、子供に受けていることに安心したような、ムカつくような気持ちになりました。
eric様
コメントをしていただきありがとうございます。
タイトルに関しては、肯定的な意見を持つ方が見れば不快になるだろうとは思いました。しかし、あえて映画の内容同様賛否両論の意見が寄せられるであろうタイトルにいたしました。
個人的には本文、コメント欄に長々と書かせていただいた通り、この映画を完全にゴミだと思っています。製作陣はこのようなものを作るべきではなかったと思っています。
しかし、映画としてのクオリティはやはりピクサー作品だけあって、かなり高いと思います。映像技術をとってみれば過去作を完全に上回っています。
なので、この映画を肯定的に捉える方がいるのも当然だと思いますし、観客一人一人が異なる意見を持つことが映画の面白味の一つであると思っています。
私の意見としてはこの映画はゴミだと思いますが、決して肯定的意見を否定するものではありません。そこはご了承下さい。
長文失礼致しましたm(_ _)m
shiro様
コメントをして頂きありがとうございます。
タイトルを過激にしすぎたかなぁとも思ったのですが、共感して頂けて嬉しいです(^^)
もし、ジョン・ラセターがまだピクサーに居たのであれば、絶対にこんな映画は作っていないと思います。
個人的な意見ですが、賛否両論ある時点で「トイ・ストーリー」としては、いえディズニー・ピクサー作品としては失敗作であると思います。
映画館に行った観客が、鑑賞後スッキリとした気持ちで会場を後に出来るというのがディズニー・ピクサー作品の共通点だと思うのですが、この様な製作陣のエゴにまみれた気持ちの悪い映画を作りたいのであれば、ピクサー以外で、「トイ・ストーリー」の名前に頼らずに作れば良いと思っております。
この映画の感想のタイトル、センスがある!と思います。わたしも ゴミだー!!と思いました。お金を返して欲しいぐらい。途中から心が折れました。
ありがとうございます。ほっとしました。
カンタベリー様
コメントをしていただきありがとうございます。
そういう視点もありますね!勉強になります^_^
しかしながら、ここからは個人的な意見になりますが、やはりそれを「4」でやるかなぁと思います。
「3」において、ウッディ=父親、アンディ=子供、ボニー=孫、若しくは同コミュニティ内の子供として表されていました。
自立した子供を持つ父親が出来ることはなんなのか?このまま死(溶鉱炉)を迎えるだけなのか。
いや、そうではないと映画は伝えてくれます。大切なことは子供が巣立った後でも、次代の子供たちに自分の知識や経験、何より愛情を伝えていくことであると表現してくれていました。
その献身の精神を伝えてくれたことに感動したのに、「4」は非常に利己的なメッセージだけに終始していて、いまいち乗れなかったというのが本心です。
もちろんこれは個人的な見解であり、肯定する方々の意見を否定しているわけではございません。
長文失礼いたしましたm(_ _)m
この映画は、子供たちが成長して親の庇護が必要なくなり、親自身も歳をとって定年になり、職場と仕事仲間に別れを告げなければならなくなった中高年のメタファーだと思う。
chick様
コメントしていただきありがとうございます。
楽しんで頂けたのでしたら幸いです。
溢れ出るトイストーリー愛からついつい長文になってしまいました。
長時間付き合っていただきありがとうございました(^^)
きょん♡様
コメントしていただきありがとうございます。
決定的なネタバレは避けたつもりで書いたのですが、今読み返してみるとご指摘の通り完全にネタバレですね^^;
公開中の映画に対しての配慮が足りていなかったと反省しております。
きょん♡様が未視聴だったとしたら、大変申し訳ございませんでした。
修正しておきます。
ご指摘ありがとうございました。
ami様
コメントをしていただきありがとうございます。
ami様のレビューも読ませていただきましたが、やはりウッディの半ば身勝手な行動には違和感を覚えますよね!
映画を観た後で知ったのですが、本作は本来トイ・ストーリーの産みの親であるジョン・ラセターが監督を担当する予定だったのが、例の騒動で白紙に。
その後も制作陣営は揉めに揉め、結局は経験の浅いジョシュ・クーリー監督とマイナーな脚本家ステファニー・フォルサムが担当することに決まったそうです。
このような制作陣営のゴタゴタが、本作のようなグロテスクな忌み子を生み出してしまったのは間違い無いと思います。
ピクサーの記念碑的作品を、こんなぞんざいに扱うとは…
ジョン・ラセター&リー・アンクリッチの居なくなったピクサーにはもう期待しないほうがいいのかもしれません。
かゆん様
コメントいただきありがとうございます。
いささかモラルを欠いた文章だと思いましたが、どのようなコメントでも反応していただけるのはレビュアーとして大変嬉しく存じます。
フォーキーの台詞を引用したとはいえ、汚い言葉のタイトルにしてしまいました。心の声に従った結果です。
本作を愛する方には不快かと思いますが、寛大な心でお読みいただければ幸いです。
また、私は一種の備忘録として本サイトを使用しているので、今後もダセーレビュースタイルを変えるつもりはございません。ご了承ください。
このタイトル、センスがあって私はいいと思いますよ。伝わります。内容もその通りだと思います。あんなに「子供のおもちゃ」にこだわっていたのに、あのラストじゃ、もはやおもちゃじゃない、、、意思のある小人ですね。