トイレのピエタのレビュー・感想・評価
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良かった~!
これは彼だから活きた映画、まるで彼の生活をみてるみたいなリアル感
全編に拡がる脇役の華、大切に作られてる。画家を目指してたのに挫折、病気にならなくても死んだような日常、孤独な少女とのふれ合いで生きる意味をしる。
気になっているのに上映映画館が少なく、悩んでいたのですがお台場の用...
気になっているのに上映映画館が少なく、悩んでいたのですがお台場の用事のついでに見てきました。
時間と場所もあってか、スクリーンにはなんとわたしを含めて観客は2人。
ですが映画の内容は、本当に、今この映画を見ている人がこれしかいないのは明らかにおかしい、と思える内容でした。
テーマははっきりとしているのにメッセージを押し付けてこない構成や、役者さんたちの自然で繊細な演技、思わず息を飲む空気感のシーンの数々…
苦しくなるくらい、素敵でした。
たくさんの人に見てもらって、たくさん感じてほしい、映画でした。
格好つけた映画だなー
主人公が終始格好を付けた感じで、それに呼応するかのように絵づくりも斜に構えた印象を持ちました。
個人的にはこのような格好の付け方が割と好きなので、最後まで好ましい映画として観賞できました。
ただ、展開に不自然さを感じてしまったのが残念なところ。例えば出会いのシーンのほとんどが有り得ない偶然さというか不自然さで、リアルな世界の中での物語故に、もの凄く違和感があったと思います。差し込まれるイメージ映像とか音・全体のストーリーが凄くいいなぁと感じただけに、もったいないなぁと思ってしまいました。
作品自体は好きな部類。しかしながら、受け入れがたいと思う人もたくさんいるだろうと思ってしまいました。
杉咲花さんと真衣
この間、主演の杉咲花さんについてのインタビュー記事を読み その記事が私にはとても心に残った。
彼女は最初のオーディションで監督に演技が下手と言われ泣いた言っている。
相手役の野田さんからは 花は真衣じゃないと、
彼女は女優なのだからそれぐらいのことはこれから先ずっとある事だし 当たり前のことだが
私にとってそこまで言われてもなお作品に出演しインパクトのある人物として出た彼女の意思 行動をとても眩しく うらやましく感じた。
また、バライティーなどで出てくる彼女は凄く大人しそうで声も小さい。
だが演技となるとまるで別人のように 思いっきり演技をする、みていて気持ちよくなる。
そんなところが凄い。
作品のなかで何度も声を強くあげ自分の気持ちをだしあう反面学校や家では違った色を持つ真衣。
真衣は宏と出会い何を見つけ変わったのか、そんなことを思ったり。
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私にはトイレのピエタの本質を理解し伝えるだけ気力はないし 杉咲花を中心に作品に携わった人の気持ちを知る努力も出来ない。
だがこれだけは伝えれる、伝えたいと思う
真衣は杉咲花にしか表現が出来ない
宏は野田洋次郎にしか感情をぶつけれないと私は絶対思う。
後悔している劇場は限られているが 是非多くの人に足を運んでもらいたい作品だ。
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追伸
トイレのピエタの本を買って二度目のピエタを観に行った。
本だとあたりまえだが 映画にはない セリフや状況がたくさん詰まっててとても面白い。
改めて好きになった シーンは 真衣が病院食をパクパク食べた後 宏の顔をじーっとみて色んな角度から見て最後に一言。
あのシーンの真衣が大好きだ
RADWIMPS?
なにやら若者に人気のロックバンドのボーカル&ギターらしいが、おじさんの僕はまったく知りませんでした。
この役に運命を感じたらしいが、正に彼の為に作られた役と言ってもよいほどシックリと合っていた。彼を知らないからこそ作品にのめり込みました。劇中、心に突き刺さるコトバがたくさんありました。そしてキャストがフレッシュな分みなさん素晴らしい演技をされていました。むしろベテランの俳優さんたちが浮くぐらい素晴らしかったです。とくに真衣役の杉咲花さんはこの先20年は活躍されると思いましたし、応援したいです。
初監督そして初主演、初出演、初物づくしで久々に魂のこもった作品に出会えたことに刺激を受けつつ日々に感謝して生きていきたい。
らっどうぃんぷすを知らない人にも是非観てもらいたい作品です。
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