レインツリーの国のレビュー・感想・評価
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「箱入り息子の恋」のマイルドバージョン
小説の結末に対してお互いが心を通わせる。
好きな物同士、話が合う。漫画だったり、
音楽だったり、アイドルだったり。
ネットで知り合って、実際に会いたいとなるのは
かなり勇気がいる。ようはオフ会。
ふつうは会いたいけれど怖い、
葛藤するが前向きな主人公。
物語の流れはよくある少女漫画的な展開。
感動するかと言えば、どちらかと言うと
聴覚障がいの理解を広く求める作り。
そこに恋愛要素をひとつまみ。
小説や映画のレビューなんてみんな
同じような気がするけど、
なんでひとみの感想に心惹かれたのか。
噛み合わない二人。
理解のある(?)実直な主人公。
親父の記憶障がいと彼女の障がいを一緒にしちゃだめでしょ。
西内まりやだと気づかなかったけど、
おしとやかな役の方が映えるのね。
色黒美女たまんねえ。
そういえば、箱入り息子の恋も大杉連さん出てたね。
玉森以外の候補はなかったのかな。
普通に関西出身のジャニーズの方がよかった。
主人公の勤めている食品会社の商品のパッケージが
某商品にそっくりで気になってしゃあない。
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健気さが良く伝わった西内まりや
玉森裕太扮する向坂伸行は、東京へ引っ越しの時フェアリーゲーム下巻が無く、検索したところレインツリーの国のひとみにたどり着いた。
初めて会う時は確かにドキドキするね。そこには西内まりや扮する人見利香がいた。利香は静かな店がいいと言った。でも玉森裕太の関西弁、気になるな。ちょっとうっとうしい感じ。それに女性に怒鳴るなんてひどすぎるね。そんな泣かせちゃってさ。身体障害者だったのは分からなかったかもしれないけど、興ざめだね。
西内まりやを観たのは初めてだけどなかなかいいね。健気さが良く伝わったよ。身体障害者と付き合うのは覚悟がいるね。本人同士は良くても子供に対する影響もあるからね。お互い傷付け合って生きなきゃいけないからね。問題意識を持たせてくれる作品だったね。玉森裕太の関西弁が無かったらもっと良かったよ。
メールなら聴覚障害は関係ない
メールのやり取りの映画というと、森田監督の「ハル」を思い出すが、それから20年、メールの主体はパソコンからスマホへと変わり、いつでも送信、受信ができるようになり、すぐに反応できる。ある時はわざとすぐに反応せず、夜の9時をまって送信したりするところが面白い。
メールでは心が通じ合える二人だったが、なぜか実際に会うといつもギクシャクしてうまくいかないのが何とも歯がゆい。ただ、原作を読んでいたので、ハッピーエンドになることがわかっていたので最後まで安心して楽しく見られた。最後に長髪を短髪にするシーンは、原作では想像できなかった「なぜ短髪にしたら綺麗になるんだ?」というなぞが、スクーリンの短髪になったひとみを見て納得した。
気になった点を一つ。
ひとみが働いている旅行会社が、ひとみに対するいじめやセクハラがあったが、たぶん、ひとみがかわいそうな境遇にいることを強調する意図であると思うが、不必要だ。最後がハッピーエンドなのだから、この会社の人たちも、最後は彼女に対して理解を示すような展開があったら別だが。
有川浩
2020年3月28日
#レインツリーの国 鑑賞
#玉森裕太 はなかなか良かったな。
#西内まりや のショートはかわいかったな。
原作をかなり前に読んでいたので、ほぼ初見のような感じで見れました。ラストをハッピーエンドにしてるところは良かったのではないかな。#有川浩 もの、最近読んでないな!
【聴覚”チャレンジド”のひとみが勇気を奮い、髪をかき上げ”耳”を見せる姿に勇気を貰う】
西内まりやさんの魅力にハマった作品。
”レインツリー”の花言葉 ”歓喜、胸のときめき”
この名を冠したブログの管理人 ひとみ(西内まりや)と、ある事を調べていた向坂(玉森裕太)がひとみのブログに辿り着きメールでの交流が始まる・・。
ひとみは高校生の時の事故で感応性難聴を患い、自分の殻に引きこもり、立ち上げたブログでは生き生きとした姿を見せていたが・・。
ひとみが自分の状態を隠しながら、勇気を振り絞って向坂とデートに出掛ける際の不安そうな顔、そしてデートの最中にひとみから告げられる
・食事は静な店でお願い・・。
・映画では(観たい映画を変更してでも)字幕がいい・・。
という言葉に戸惑いを覚える向坂。
で、エレベーターでのある出来事で、怒りを爆発させる向坂の目に入ったひとみの耳・・。
<じれったさ満載の映画であるが(失礼ながら、主演二人の演技も含めて)、最後には感動してしまった作品である・・。>
<2015年12月12日 劇場にて鑑賞>
分かりやすく、原作より入ってきました
原作を読んで、あまりハマらなかった作品でした。
でも原作読むとその映像化が気になるのでレンタルで観ました。
映像化…良かったです!
恋愛映画自体好きなのですが、退屈しないのと流れる雰囲気が好きでした。
観て良かったです(´▽`*)
言葉って大事だと実感する心温まるラブストーリー
最近ショウゲート配給作品に裏切られっ放しwでしたので過去作をチョイス。
ある本をきっかけに出会う健全男子と難聴女子の物語。
最初は障害ありき純情まっしぐら恋愛映画かと思いましたよ。
「美男美女だから成り立つのですよ」と言われればそれまで。
ですが、私としては俳優から放たれる「言葉」を重視して途中から観る様になっていた。
最初の本の感想から「ただの男女という異性の違いによる意見の相違か?」と思ったがそれから発展、ここまで障害者と健全者の想いをお互い語る映画だと思わなかった。
言葉が映画に詰まっていて考えさせられる事が多かった。
誰もが相手に「なんでこのニュアンスで捉えるんだろうか?」「どういう考えでこれにたどり着くのだろうか?」思う事があるだろう。健全者同士でも答えが出ない事もある。
育った環境、今の生活、全てが絡む。
全て理解しろとは言わないが、今の社会はそこの考察力がホント足りないと思える。
そして諦める。面倒なヤツには寄り付かない。どうせ自分だけと殻に閉じこもる。
健全者と障害者なら尚更だ。
分かり合えない部分もある。
だけどお互い心をぶつけ合う事も大事。
それが正だとしなくても。理屈無しで。
この映画はそれを教えてくれる。
殻を破りスッキリさせてくれる。
言葉で伝え合うっていいな。
勇気にも希望にもなって行く。
心温まる映画に仕上がってます。
障害者さんにも是非観て頂きたい。
観て良かったです。本当。
それはそれは親切に接してくれるでしょう 上から目線でそんな貴方の顔...
それはそれは親切に接してくれるでしょう
上から目線でそんな貴方の顔には同情という文字が書かれてるでしょう
突き刺さった
人間は誰しも自分より劣る人をそんな目で見る
自己満で優しくする
人はそんな簡単に変われない
生きて来た年数が多ければ尚更
小説だからあり得る話だけど現実世界ではまずあり得ない。傷付いてるなら尚更。
変われる所から変わりたい
本から繋がる単調な恋愛映画
なのかなと思って見始めました。
まぁ本が出会いとなる物語は
好きなので、それだけでも
満足だったんですが、
二人がお互いに信頼しあっていく
過程が丁寧に描かれていて好感が
持てました。
というか、
本当に自分が感じたことを表現して、
はじめは反発や空気が凍りながらも、
その事が、発言した人の信頼に
つながっていく。
そんな当たり前のシーンが
なにか心に感じる事があって
みいってしまいました。
周りにまだ沢山仲間がいた
以前には当然だった習慣でした。
社会にでていつしか空気を読んで
振る舞う事で、世間の正解のような
受け答えしか出来なくなっている
自分が寂しくなりました。
当然の事ですが、周りは関係なく
自分を一番に思ってくれて
いい方向に変えてくれる付合いから
初めて、恋愛や友情が生まれるんだな
と思い出します。
メールのやり取りで、
心配な事、不安な事を忘れて
心から笑えることが幸せと思う…と
彼女が書いてましたが
そういうお互いの価値観を語り合う
時間が一番貴重なんだと思います。
変われる所から変わりたいと
髪を切ったひとみの表情がなんとも
いえなくて、本当に恋愛しているようなはにかみには、
背中がむずむすしました。
作風としては
二人の感情の繋りを、糸で表現する
言葉選びや、家族のかけがえのない生活を 刻んだ時間として覚えていると表現する台詞がとても詩的でいいです。
個人的には、信が実家の美容室に
ひとみを連れて行くときに、
彼女の心を勇気づけるために、黙って
彼女の手をつないで連れて行く
シーンが好きです。
最近心に隙間があるなぁと思う人に。
おすすめ。
原作のイメージとは少し違う
原作は結構前に読んでいて映画をやっと見ることが出来た!!
う~ん、、、微妙。
西内まりやの演技がとくに微妙。。
原作読んでるからかひとみさんはそんな子じゃない!って思うところがちらほら。
もっと意地っぱりで面倒くさくて、でも本当は素直でいい子ってイメージやけど
こちらはあざといイメージがつく演技だったのが残念。
キスマイブサイクで間抜けなイメージもってる玉ちゃんの演技が
おもっていたより上手だったのでなんかほっとはした。笑
期待してなかったけど
面白かったです。
幸せって、不安や心配なことを忘れて笑えることだと思う
どっちかっていうと不安や心配なことがあっても、大事なひとたちといて自然と笑顔になることだと思う。
自分が同じ立場だったらって考えながら観てました。すてきな恋愛でした
普通でした
話の流れは、とてもありがちな話でした。
出会ってケンカして、仲直りして、またケンカのようなことが起こるの繰り返しでした。
ただ、難聴者のような方と健常者の方の壁が良く出ている映画だと思いました。
少しは、健常者の方と大変さがわかったような気がしました。
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