劇場公開日 2015年10月10日

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「【深川栄洋監督がノラ猫と元校長先生の穏やかな日々を淡々と描き出す小品】」先生と迷い猫 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【深川栄洋監督がノラ猫と元校長先生の穏やかな日々を淡々と描き出す小品】

2019年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

 派手さは、一切ない。ドラマティックな展開もほぼない。

 が、今作は猫を愛し、猫に関わる人々の平凡な日常を実に”豊か”に描いている。

 校長先生”森布”をイッセー尾形が飄飄と演じている。

 そして、彼を取り巻く心優しい人々を

 ・染谷将太(小鹿祥吾)
 ・北乃きい(松川真由美)
 ・ピエール瀧(雑貨店店主・広川)
 ・もたいまさこ(森衣弥生)
 ・岸本加世子(井上容子)
    が、優しい表情で演じている。

 先生は寂しい生活を送っている・・。奥さんに先立たれ、子供はいないようだ・・。亡き奥さんが餌を与えていた猫が毎日現れる・・。

 先生は、それを好まない。奥さんを思い出すからだ・・。

 先生はちょっと気位が高く、それが理由で街の人達からも距離を置かれている。
 先生の寂しさは募る・・。

 そんな中、猫が姿を現さなくなり、気になった先生は猫を探し始める・・。
 街の人達も猫探しに協力し始める・・。

<昭和40年代の「阿部昭」の数々の短編小説を読んだような気分になれる、静謐だが心温まる作品である。>

<2015年10月10日 劇場にて鑑賞>

NOBU
2019年12月25日

MerryX'mas🎅Mr.NOBU🎄

お久しぶりです🙇…猫好き人間な私は、封切り待ち遠しく観に行きました。…見ている途中で、ハッと気付いたのは、猫じゃなく…イッセー尾形さんを観ていた事、忘れてました。大阪上本町の近鉄アート劇場で、イッセーさんの一人芝居を観てました…物凄く面白かったはずなのに…忘れるなんて。…そこが舞台(ライブ)と映画の違いなんですかね?…やはり私は記憶再生可能な映画が良いです😅

今年は、あまり新作観れない不甲斐ない年でしたが、来年は早くも注目作多いので、出来る限り劇場に行きます。…来年も宜しく🙏

NIRVANA