「生きるとは」先生と迷い猫 chaiさんの映画レビュー(感想・評価)
生きるとは
最初はイッセー尾形さんの演技がもういいやってくらい鼻についてたが、だんだんと馴染んでいく。
いろんなところで関わりをもったノラ猫に人間は人とのつながりを感じそして救われている。
人は一人では生きられない。
一人は寂しい。
そのことにネコが気づかせてくれる。
この映画に登場するキャラクターがまた秀逸だ。
岸本加世子さんの笑顔に救われる思いがする。
そしてこの映画に登場する少年も象徴的だ。
カッターナイフで木を切りつけ、そして子どもの残酷さをその体から発散させている。
年を取り先がない老人に対して、少年の残酷な生を現しているようにも感じられる。
そしてラストはまた象徴的だ。
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