劇場公開日 2015年4月25日

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Mommy マミーのレビュー・感想・評価

全78件中、1~20件目を表示

3.0希望

2024年10月10日
iPhoneアプリから投稿

観てるのが辛かった。
それが人生なんだね。

希望を見出して、人生を選択していく。
負けない。
そんな意志を持っていたっていつだっていい時ばかりじゃない。
その時はとても辛い。

でもいつか、思い描いた人生が訪れることに希望を持ち、前向きに進んでいくしかない。
諦めたら、そこで人生は終わってしまうから。

苦しい気持ちを隠して、いつだって息子のため、カエラのためを想う母の姿は、強く、苦しく、胸を打たれました。
人を想ってした選択でさえ正しい、間違いは、すべて未来次第。
どうか、どうか、幸せになりますように。

鮮やかな色彩、色のない世界を歌う歌詞。
歌詞に強い意味があったり、カメラワーク、カット割り、いろんな力によって映画に引き込まれました。

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みのすけ

4.0【”僕を救えるのは、君だけだから。そして、閉塞感からの解放。”多動性障害を持つ息子にてこずりながらも不器用に愛する母と息子の関係性を数々の名曲で彩った作品である。】

2024年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

<感想>

・ご存じの通りグザヴィエ・ドランは20歳で「マイ・マザー」を製作・主演・監督した天才であるが、今作を観てもその片鱗は十二分に分かる。

・クイアでもある、彼の初期作品「マイ・マザー」では母とのアンビバレンツな関係が描かれるが、今作もその流れにある気がする。

・母、ダイアン・デュプレは施設に入っていた息子、スティーヴが施設内で放火した事で放逐され、自宅に引き取るが、息子の多動性障害に悩まされつつも、明るく接する。

・そして、道の向かい側に住む神経症持ちの吃音の女性、教師で休養中のカイラとも親しくなり、スティーブもカイラに懐く。
 3人は、親密になり、関係性が好転していくかと思ったが、スティーブが放火した事で大怪我をした息子を持つ親から多額の賠償金を求められて、スティーブはリストカットしてしまうのである。

■劇中、グザヴィエ・ドランの作品らしく様々なセンス良き音楽が流れるが、圧倒的なのはオアシスのワンダー・ウォールが流れるシーンである。
 この名曲が、”字幕付きで”流れるシーンは沁みる。
 ”僕を救えるのは、君だけだから・・。”
 Wonderwallは造語であるが、強いて訳せば文字通り”魔法の壁”である。

・そして、冒頭から画面のアスペクト比は1:1のように見える。窮屈である。それが再後半、あるシーンでワイドになるのである。
 閉塞感からの解放のように見えるのである。
 だが、多額の賠償金を求められるシーンから再び、アスペクト比は1:1に戻るのである。

<今作は、母が”魔法の壁”の如く、必死に息子を支える姿と、母が耐えきれずに施設に入れるも脱走し、自由を求めて再び母の元へ戻ろうとする息子の姿が沁みるのである。
 尚、この解釈は私独自のモノである事を記す。>

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NOBU

4.0途切れることのない親子の愛

2024年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

採点4.2
愛し合っているのに離れなくてはならない親子の愛の物語。
障害と新法を巡る「if」の要素も取り入れたシリアスなテーマ。
だけどやはりグザヴィエらしく細くて美しい。
雨が降っているような音楽も心地よく、その選曲も素晴らしかった。
二人の生きづらさをその窮屈な画角に落とし込んでいるのもうまく、それを母親の空想でグッと世界が広がるのが秀逸です。
そのラストも決して途切れることのない親子の愛を感じられました。
本当すごい作品です。

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白波

5.0これで伝わるよね?はい十分だと思います

2024年2月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

架空の法案の説明から始まり、およそ善良とは言えないような母子の姿から物語は動き出す。
息子スティーブは間違いなく問題児だし、母ダイアンは言葉も態度も少々悪い、問題ある人物に思える。
しかし観ていくうちに二人とも違った一面を見せ始める。特にダイアンは、良くあろう、良い人間であろうと努めている事に気付きはじめ、そして、二人はとても愛のある親子に見えてくる。いや、実際に愛に溢れた親子なのだ。
今を取り巻く状況はよくないかもしれない。悲劇的な状況かもしれない。それでも今より良い未来を掴める気がしてくるし、今の二人だって、裕福で不自由ない生活とは程遠いけど、不幸かと問われれば、いいや、幸せそうに見えると答えるだろう。

イケメン監督のグザヴィエ・ドランは幸せに見える母子を画面サイズと隣人カイラで演出した。
カイラは映画を観ている私たちの視点キャラクターで、その彼女の態度と言葉の変化が私たちの気持ちを誘導する。この二人をどんな気持ちで見守ればいいのか、どう感じればいいのかを。
もう一つの画面サイズは、左右を切って画面を狭くすることで、余計な情報をシャットダウンし、より人物にフォーカスできるようにした。
カメラが凄く近いシーンも多く、つまり、画面一杯に人物が映ることで、その人の中身まで見えてくるような撮り方は神がかってると思ったね。

複雑でじんわりする感動が襲うなか、冒頭の法案が暗い影として不幸な未来を想像させ続ける。
甘いと酸っぱいの相乗効果のような、絶妙に絡み合った感情の渦は、ドランの天才性を確信させた。単なるイケメンじゃねーぞと。
ただでさえ力強いショットとカットの連続で溺れそうなのに、画面サイズが広かった瞬間の感情の高まりは驚くほどだったしね。

物語を動かすようなセリフは余り書かないイケメン脚本家ドランだけど、今回は印象的なセリフが二つあったね。
「過去はクソ!未来をわしづかめ」と「世の中に希望はわずかしかない」だ。
どちらも甘いと酸っぱいの渦の中に内在している真理のように作品内に取り込まれていて、ストーリーテラーとしてのイケメン・ドランの才能も感じたよね。

共感できないとか自業自得的なレビューの人がチラホラいるけど、この作品は共感するようなタイプの作品じゃないと思うんだよね。
イケメンドランは自分の一部を作品に取り込むことと映画観を語っている。
ダイアンのラストカットで、耐える母、強い母、愛してくれた母、愛すべき母の姿を写し出した。
自身も母と子だけだったイケメンの、母への感謝と愛情表現だったと思うのね。
幸せそうな他人のホームビデオに愛情を感じれば温かな気持ちになるでしょ。それと同じだよ。
画面には写っていないイケメンの深い愛を感じるべし。

ただ、愛情表現が濃すぎて、自分がドランの母親だったら息子が死ぬ気なんじゃないかと心配になるけどね。

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つとみ

5.0ドラン監督、若くしてこの才能

2023年10月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ティモシー・シャラメとダニエル・カルーヤの対談で彼らがグザヴィエ・ドラン監督を絶賛していたので、まず監督のこの作品を観てみたのだが、いや、すごい。今まで色んな映画観てきたけど、こんな感覚になる映画ははじめて。何がどうって言葉で表せない。多分、演出がすごく緻密で、計算されていて、画角比の変化も後から気付いたくらい不自然さがなくて、でもそれが実は視聴者の感覚にすごい効果を及ぼしていて。こんな衝撃受けたのほんとはじめて。
さらに脚本も素晴らしい。音楽の使い方も映像とドンピシャ。すごい。すごいしか言えない。
最後の母親の妄想シーンなんて、映画を見てるのか絵画を見てるのか分からなくなる、どこか違う世界へ連れて行かれる。
役者陣も素晴らしいし、文句のつけようがない作品。ドラン監督の他の作品も絶対観る。

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Ran

3.5画面がーーーーーーーーーーー こう横に伸びる開放感を味わう映画。

2023年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

途中で横に画面が開放されていくシーンが一番良かった。それまで制限されていた画角から広角への開放感は劇場で味わえたことは筆舌に値する。映画のビジュアルが気になってみてみたけど、劇場で見て良かった。

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kenken

4.5タガタメ

2023年3月14日
iPhoneアプリから投稿

心にジィーーンとくる作品!
二人三脚親子愛じゃなくて、凸凹親子のリアルな日常を表した映画。家族二人と隣人さん、それぞれが問題を抱えて疲労していく、息子の幸せを願う気持ちが自分を壊す。決断の時は騒々しくて静寂。

挿入歌がすごい!特にoasisの「wonderall」が良き!あと、スクリーン比が1:1なのが、クライマックスのシーンで大きくなる。
それが母親の妄想であることと、心から息子の未来を信じているからこそ広く大きくなる必要があった!、

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エレベーターガール

3.0息の詰まるような密着する母子関係を描写

2020年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「僕は暴力的な扱い難い子供で、親がそういう子供向けのサマーキャンプに入れたんだ。僕の場合はそこで文章で自分を表現できることを知って良くなったんだけど、もし、S14法=取り扱いの難しい14才以上の子供は施設に入れていい、という子捨ての法律があったらどうなるだろうって考えてみたんだ。」とドラン監督はインタビューに答えていた。
母一人子一人で互いに溺愛しあい依存しあって生きてきた。だが、息子の自分の思い通りにならないと癇癪を起こす激しい気性は成長期に入って大人の手に負えなくなり、母親は疲れ果ててしまう。こんな子いなければとさえ思う。その過程の描写が細かく説得力があるので分かりみが深過ぎて哀しくなる。途中、第三者の隣人の女性が加わるという変化もあったのだが…。
ドラン監督らしい若々しいラストの演出が鬱積した暗い気分を少し軽くしてくれたのはよかった。また、息子役、隣人役共によかったが、母親役の演技力が特に光った。

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SpicaM

4.0合わない親子

2020年9月14日
iPhoneアプリから投稿

愛しているけど、合わないことがある。
他人を入れたり、距離を置く方がお互いに良い。

しかし、社会から遠ざけてしまうのはどうなのか?

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Momoko

5.0閉塞感を感じる映画

2020年7月12日
PCから投稿

情緒不安定で攻撃的な性格の息子と、
それに振り回される母とのいざこざで、
内容に、得も言われぬ閉塞感がありました。

この閉塞感に、映像表現とBGM(有名な洋楽)を舞台装置として使い
視聴者を引き込み、心を揺さぶる
素晴らしい映画でした。

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saku_tune

5.0天才。

2020年6月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

多動性障害を持つ少年とシングルマザーの母親と吃音症のお隣の奥さん3人の交流を描いた話。
.
この映画、ほぼずっとアスペクト比1:1のスマホの画面のような狭い画面で話が進行する。画面が狭い時ってだいたいその中の人がいかに狭い世界で息苦しく生きているかを表してるんだけど、2回そのアスペクト比が広がるシーンが出てくる。
.
最初のテロップからもうこの3人が良いエンディングに向かうことは何となくわかっているからこそ、その画面が広がるシーンが泣ける。
.
画面の比率だけじゃなくて、ほとんど画面に一人しか映らない中、いつ誰が同じ画角に収まるのか、誰と誰が絶対に同じ画角に入ることがないのか、全部が計算されてる。
.
グザヴィエドラン監督、音楽の使い方がやっぱ上手いよな〜.
.
あとは私の中の青いポスターの映画だいたい面白い説にまた1つ作品が加わりました(笑).
.

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せつこん

3.0痛々しい

2020年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

サイズ変更みたいなギミックは割と好き。フランス語喋ってるとついついフランスが舞台と思ってしまう。
終始何をしでかすのかハラハラさせられて、観終わってグッタリしてしまった。この上手く生きられない親子はどうすればよかったのか、自分であれこれ考えてみたが結論は出ない。

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なお

3.5暗さと、すがすがしさと、

2020年1月30日
iPhoneアプリから投稿

そうだよね。
そうだよね
と、思うというか。

ADHDとか、障害の有無に関わらず、

ただでさえ、人間って、難しい。

一筋縄じゃない。

ひとつの事象に、ひとつの感情
ではない。

序盤の方でのメッセージ

「愛があれば、なんとかなる
というわけじゃない。
愛情があっても、どうにもならないこともある」

これが、この映画のテーマともいえるのかな。

そしてこのテーマは、
障害者の子と親、という関係のみならず、
家族、恋愛、友情、仕事相手...

どんな人間関係においてだって言えることだ。

スティーブは、
感情の出す量、
伝え方、抑え方、
それをコントロールするネジを
人よりも、グングン回す。

この世界で生きるには
窮屈だよね。
きっと、スティーブにもピッタリの
世界があるはずなんだけど。

この地球では、そのコントロールネジの幅が
そんなに回らない人の方が多いから。

愛情のあまり、
強く抱きしめても
相手に「苦しい、痛い」と思わせては、
それは愛ではないと
受け取られてしまうのかもしれない。

相手にとって、
ほどよく、心地よい力具合で抱きしめることが
愛、なのだろうか。

わかんないけど。

自分の心地よい「愛のでかさ、強さ」が
同じように感じれる相手だと
ベストだけどね。

ほどほどの価値観って、
人それぞれだから

難しいし、
だから面白いし、複雑だね。

そんな、
「人間って複雑でシンドイけど、
素晴らしい時間も、あるんだよね。」

を、繊細に、そして大胆に、
表現した監督は、
すごいね。

音楽の入れ方も、好きでした。

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cris

2.5冒頭のs-14法案の物語への絡み方が、お洒落な世界観に飲み込まれて...

2019年9月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

冒頭のs-14法案の物語への絡み方が、お洒落な世界観に飲み込まれてあんまり入ってこなかった。どちらかと言えば好きな雰囲気だから見てよかったとは思うけど、扱っているテーマや設定に惹かれたのでそこが分かりづらくなっているのは少し残念な気がした。

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原っぱ

5.0Xavier Dolan

2019年1月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

悲しい

日本ではすでに名前も知られ、人気の監督ですが、この作品は彼の名を日本に広めた作品と言ってもいいでしょう。私もドラン初観賞作品はこの作品でした。
まず最初にこの映画を見て出てくる言葉は、美しい。そして最後に出てくる言葉は、美しい。映画が始まって、私が死ぬまで私の中でこの作品は美しいの定義となるでしょう。

撮影
今作で最も目に止まるのは、何と言ってもアスペクト比。このアスペクト比を採用したことは、この作品の全てにつながっていて、フレーミングの美しさが際立っっていました。
1:1の正方形の画面では、幅広いのが映画という、これまでの常識が通用しない世界。映画の特徴とも言える画面いっぱいのに広がる景色や、3ステージを使ったストーリーテリングなどの映画の最大のパワーを捨てててまで採用したアスペクト比。しかし、彼はさらに新たな方法を発明することでさらに強力なものへと仕上げました。それがフレーミングの決まりを作るということ。この作品の90%のフレーミングがキャラクターが真ん中にいるというもの。たとえ会話のシーンであっても、キャラクターは常に真ん中。ウェスアンダーソンのようなシンメトリーの構図に加え、彼がストーリーテリングの方法として用いたのは、サイズ。単純に、ワイド、ミディアム、ミディアムクロースアップ、クロースアップdすが、そのサイズの違いを主体としてキャラクターアークを作る。それによって、この正方形の狭いアスペクト比をつかって、塞ぎこんだ感情と、寄添い合う愛情の2つを表現したのです。これはまさに発明。まぁもうドランは一生使わないだろうけど。会話でのシングルと、写真を撮るときの3人が1つのフレームに入るワイドのコントラストがとても強力。まさに、ビジュアルストーリーテリング。
それに加えて、フィルム特有のハイライトカラーの使い方、ししてエピックなライティング、アンドレターピンお天才か。

編集
編集者としてのドラン。フレンチニューウェーブに強く受けた編集スタイルだけでなく、私の好きなところは、間の取り方。怒涛の口喧嘩の後にくるのボイスオーバーのモンタージュや叙述的なショットを並べた音楽主役のシーンなど、ドランの作品には欠かせない要素。そのまさに芸術とも言える、意識の枠を超える、感覚の部分で脳に、心に強く印象に残るシーンは最高。このストーリーが一旦止まり、感情に深く入って行くところは、ヒューマンドラマではなくてなはらないもの。ドランはその入れ方、そこへの持って生き方が天才。泣かないわけにはいかない。

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vary1484

4.0スティーブの心の映像

2019年1月2日
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どうしたらいいのか正解はない、皆んな精一杯でどうしようもなく観ていて辛い作品だった。

映像と音楽はすごく鮮やかで、スティーブの心が楽しいとき、母親が希望に満ちた将来を妄想したときに画角が広がる表現がよかった。特にスティーブのスケボーやカートに乗り風を受けて自由に自分の世界を楽しんでいるシーンはとてもきれい。

ドラン監督の音楽(BGM)と人物のクローズアップのタイミングが好み。

でもやっぱり胸が苦しくなる話で、入院するときやその後母親の留守電にメッセージを残すシーンは辛くて泣けてきた。母親が友人に話した最後の内容が救いかな…
終わり方は個人的に嫌な予感がして何とも言えない気持ちで見終わった。

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まり☁︎

4.0悲しい

2018年8月7日
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鑑賞方法:VOD

登場人物同士、お互いの事が分かっているつもりなのに、実はサッパリ理解していない。

普通の映画なら救いようのないカスは、主人公からある線の向こう側にいる存在として描かれると思います。
しかし、この映画ではそのカスは、あまりに主人公と密接な存在で、主人公は破滅的なまでに最後まで救おうとします。

すごく痛々しいです。

すごい映画でした。お勧めします。

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Rewind That

4.0oasisのワンダーウォールがかかりスクリーンが広がるシーンは鳥肌...

2017年11月19日
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oasisのワンダーウォールがかかりスクリーンが広がるシーンは鳥肌!
たかが世界の終わりから入り、私はロランスと見てきましたが映像と音楽のかっこよさはさすがドラン監督でした。
話としては障害と貧困の二重苦の中、どの選択が正解だったんだろう、誰がいけないんだろうと考えさせられてしまいました。。後半の夢のような素敵な将来のシーン(実際、夢)を見てしまうと、スティーブ、暴力振るうなよ。。。と思ってしまう。でも本当は暴力のきっかけになった、障害を理解しない人びとと社会構造がダメなんだろうなあ。
障害による貧困対策が施設提供じゃなんかなあ。でもそれがベストなのか。。。うーん勉強不足。
ネタは重かったけど映像美のおかげで見やすかったかな。面白かった!

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ジーコ

2.0初ドラン!!

2017年9月20日
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鑑賞方法:VOD

単純

幸せ

寝られる

以前から気になっていたグザヴィエ・ドラン作品を初鑑賞しました。登場人物のビジュアルや暮らしぶりが良いので、問題を抱えていてもあまり深刻に感じる事ができませんでした。しかし、同ジャンルの感動の押し売りのような映画に比べるととても自然に撮れており、タルデンヌ兄弟の映画のように実在の人物のように思えてきます。女性が好みそうな映像だと思って観ていましたが、長いし終盤はもうスティーヴ君の事がどうでもよくなってきました。

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

3.5発達障害の息子を抱える母の話。親の子を思う気持ちは強い。自分なら果...

2017年7月9日
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発達障害の息子を抱える母の話。親の子を思う気持ちは強い。自分なら果たして障害を抱えた子供を愛せるだろうか。

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さわ