ズートピアのレビュー・感想・評価
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TRY EVERYTHING!
すごく良かったです。元気をもらいました。
高い目標を持ち、諦めないこと。
出来ると信じて精一杯努力すること。
ジュディの姿から学ぶことが沢山ありました。
それから、
動物たちの関係に置き換えられた、人間の心に根深く存在する差別意識への問題提起。
コミカルで笑いいっぱいの本作に敷かれるテーマの深さに、感動しました!
伏線とコメディ要素が史上最高の映画
伏線の回収がとても素晴らしかった。洞察力を研ぎ澄まして見ていたのでとても興奮した。
それに対してコメディ要素が子供よりのものから、大人だからこそ笑えるものまであり、
親子で見るには最適です。
今までの映画ではえっ!?ってなるタイミングが二回程度あるかないかでしたが、今回、少なくとも5回はありました。
理想の大都市ズートピアに巣食う闇に迫る『48時間』ミーツ『羊たちの沈黙』
肉食、草食問わず様々な動物達が共存する大都市ズートピアでは肉食動物ばかりが行方不明になる謎の事件が起こっていた。警察学校を主席で卒業して上京してきたウサギの新米警官ジュディは着任早々駐車違反取締を命じられた上に早々にドジを踏んで凹んでいたが、取締中に知り合ったキツネの詐欺師ニックとともにひょんなことから謎の事件を追うことになり……という、動物キャラによるアニメというフォーマットで誤解されがちですが、大人も楽しめる本格的なポリスアクションコメディ、強いて言えばウサギとキツネ版『48時間』もしくは『羊たちの沈黙』(主役2人の名前は恐らくオマージュ)。
子供の頃からの夢と現実のギャップに翻弄される主人公2人と架空の都市ズートピアの市民である動物達に現代アメリカが抱える様々な問題をさりげなく代弁させつつ過去の名作映画へのオマージュを滲ませて映画好きをニンマリさせるサービスにも抜かりなし。なぜか全編を通してしつこいくらいにシャキーラ推しのところも高ポイントです。
子供から大人まで楽しめる
たくさんの動物が出てくるし内容もシンプルなので、誰でも楽しめる。
内容をしっかり理解できるのは小3くらいからかな?
ストーリーも伝えたいことも分かりやすくしっかりしていて、あっという間の2時間♪
最高でした。
普段レビュー書かないのですが、
今回はレビュー書くほどズートピアが面白くて、
ぜひ皆さんにも劇場で見てほしいから書きました。
始終笑ってました笑
劇場内も笑いが起こってました。
ジュディとニックの関係性と音楽が特に好きでした。
I believe in America.
動物のユートピアを描くことで現実社会の諸々の「歪み」を告発する意欲作(というかユートピアとディストピアがニアイコールなのは自明)。社会派な一面もあるけどそこはしっかりキッズムービー。バディものとして一流のエンターテインメント作品に仕上げた。ディズニーあなおそろしや
「今までは色々あったし今も色々あるけどこれから正していけばいい!」と正面切って言えるアメリカ映画の強さを見た。劇中やや唐突に始まるように思える『ゴッドファーザー』オマージュにも意味がある。あの名作の最初のセリフは何だったか。"I believe in America."これですよ
あと『ブレイキング・バッド』オマージュも楽しかった。ヤクを作ってるヒツジの名前がウォルターとジェシーだったり。いや〜気が利いてる!
というか『ズートピア』は「狙われた街」(『ウルトラセブン』第8話)だ!メトロン星人が登場するあの傑作エピソード。ラストは違うけどな。ポジティブとアイロニカル
元気になれる映画!
何事も諦めずに頑張ろうというメッセージが沢山こめられた素晴らしい映画だった。
これは子供から大人まで楽しめる映画だと思います。
ディズニー映画なのでもちろんオチはハッピーエンドですが、最後まで先が読めず、予想の斜め上をいくストーリーでずっとびっくりしてました(笑)
でも本当に最高の映画でした!もう1度劇場で観たい!!
最高!
つらいことがあってもがんばろう、と思える映画で、友情を大事に描いているストーリーもすばらしかったです。
ディズニー映画(ピクサー含む)の中でもトップクラスに好きな映画になりました。Blu-ray絶対買います!
子供も大人も観れる
擬人化した動物の社会を物語にしている。
ディズニーアニメなので子ども向けかと思うと、"草食動物だからこの職業は無理"や”肉食動物だから危ない"など差別などの社会問題を題材にしている。
ただのディズニー映画じゃないです。
小さな頃から教えられる物語は、
心優しい主人公と、
そんな主人公を騙す悪役がいて。
主人公は悪役のせいで、
色々大変な目にあうんだけど、
物語の最後には悪役がこらしめられて、
主人公が幸せになる。
そんな物語。
それは、
正直でいなさい。
人に親切にしなさい。
悪いことをしたら、最後にバチが当たる。
なんて、子どもへのストレートな教え。
悪役を押し付けられたものたちの、
事情なんて御構い無し。
物語の中の悪役や、
親が子どもに教える偏見の目は、
大人になっても植え付けられたままで、
それは、差別やいじめへと繋がっていく。
注意する事は確かに大事だけど、
それを差別につなげてはいけない。
人を見た目で判断しちゃいけない。
まずは相手の心を知ろうとすること、
それからどうするのかは自分で決めること。
誰かと共に生きている世界の中で、
1番大切な問題をテーマにした、
素晴らしい映画でした。
子どもの教育のためじゃなく、
これから親となっていく世代の人に、
見てもらいたいなと思いました。
綺麗な多重構造
さすがというか、構成がものすごく綺麗で分かりやすいです。
あらゆる年代、バックグラウンドを持つ人に対応できそうな、素晴らしいエンターテイメント作品だと思います。
今回も音楽はさすがといった感じで、場内に流れ始めた瞬間、開放感に包まれました。
以下ネタバレ含む感想。
メインテーマはうさぎに現れていた
『世界は多義的なので一概に良くすることはできないが、個人が良くあろうとすれば結果的に世界もよりよく変わっていく』ということだと思います。
そのテーマをしっかりと描きながら、
・ステレオタイプへの危惧
・幼少期の体験と個性の生成の関係性
・社会的強者と弱者のうつろいやすさ
・報道メディア批判
などへも、コメディのフィルターを通してさりげなく言及されている。
さらに過去作のパロディーなど、笑いへの配慮もしっかりとなされています。
明確にどこまで気づくかは見る人によるかと思いますし、
社会や文化によって見え方も変わってくるのでしょうが、
ぱっと思いつく範囲でもこれだけのものを分かりやすく描いていることに脱帽です。
うさぎは本当の意味での子供、狐は現実を知らしめられた大人として対比されているなかで
もう一つの大きなテーマである『try everything』というメッセージは
ディズニーからあらゆる年代へ向けられたエールなのだと思います。
子供に観せたい真っ向勝負の良策
流石!!と言う他無いので、クドクド書かないけど、
本当に良い映画は水の様に身体に染み込んで行く。
大人はもちろんだけど、これから世界を作って行く子供達に
人々の共存の大切さを、ぜひ観せてあげて欲しい。
トランプなんて人が台頭している今だからこそ〜〜
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