ズートピアのレビュー・感想・評価
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個人的にモヤっとするのだ
動物の擬人化にリアルな事情(種族の違い)が絡むとこれで世界が成立してるんだ…?とファンタジー観てるのにそんな気分になった。ズートピアというかこの動物の社会の成り立ちが冒頭の児童劇であいまいに語られる為、モヤモヤポイントとして肉食動物と草食動物の形成する社会で、ルールも作られてるはずだが、じゃあ、この人等は普段何を食べるの?みたいな気持ちになってしまうと楽しめない。
私個人のモヤつくポイントなのですべての擬人化作品にモヤつく訳ではないがこの作品はなんか気になってしまった。
ただ、そう言う部分を消して見れば、普通に観られるドラマなので殊更文句を言うほどではない。
むしろファミリーで観るのには向いている作品である
近年(とはいっても劇場公開はもう7年も前…汗)のディズニー作品で個...
地上波初放送も観たが、感想を記録しなかったので再鑑賞。 🐰 🦊 🐑...
地上波初放送も観たが、感想を記録しなかったので再鑑賞。
🐰 🦊 🐑 🦁
動物種の違いを借りて、人種間の差別や偏見を赤裸々に描写。ヒロインのウサギは、警察ではマイノリティ。警察は水牛、サイ、クマなどの大型哺乳類ばかり。体力に勝る動物種が優遇されるのは当たり前でも、警察官が特定の人種ばかりなのは恐ろしい。白人警官が黒人に必要以上の暴力を振るうのと同様の事件は、Zootopiaでも起きていそう。政治家の陰謀も描かれ、サスペンスとして秀逸。
ニックとジュディコンビたまらん
ズートピア連続〇〇事件!
ディズニー制作の長編3Dアニメーション作品。
シャキーラの主題歌「Try Everything」も話題に。
【ストーリー】
動物たちが種族の垣根を超えて平和に暮らすズートピア。
田舎生まれのウサギの主人公ジュディは子供の頃からの夢だった警察官となって、ズートピアに赴任する。
持ち前のポジティブさで苦しい訓練をのりこえて警察学校を主席で卒業し、市長から直々に卒業証書を受け、列車からみえる美しいズートピアに意気揚々乗りこむも、体の小ささから駐車違反の取り締まりばかり押し付けられる。
そこで出会った都会育ちのキツネ、ニックは世慣れてて小知恵が利くのをいいことに、違法ギリギリの商売で楽な小銭稼ぎばかりにいそしんでいた。
おりしもズートピアでは肉食獣たちが次々と謎の失踪をするという事件が発生、署内はその捜査で他のことに手が回らない中、ジュディはニックを無理やり助手にして捜査に挑む!
ディズニーが作ったピクサーっぽいアニメ。
アメリカのアニメ映画には珍しく、なんと警察バディ物。
すばしっこくガッツ満点のジュディと、憎まれ口ばかり叩くが頭の回転は誰にも負けないニックの凸凹コンビが、図体のデカい署長以下捜査課の署員を出し抜いて真相に迫ります。
一見平和なズートピアの、実は差別や逆差別がまかり通る社会のあり方は、アメリカの縮図とも読み取れますね。
自分はディズニーではこの映画が一番好きで、Blu-ray買って繰り返し見て、信者を増やせとばかりにいとこの子供達にも配ってます。
どこが好きかって、やっぱりジュディとニックの信頼関係の描き方です。
主題歌も好きだし、ラストのガゼル(シャキーラ)のライブに行くところとか最高ですね。
現在続編制作中、二人の活躍を楽しみに待ちましょう。
差別と向き合い、めげずに自分らしく生きていくことの大切さ
人種差別社会
婦警カッコいい
最高です。やられた!
ディズニー映画は「アナと雪の女王」あたりから裏切ってくるようになったな…良い意味で!!!
もっと子ども向けの映画かと思ってたけど、なかなか心が痛いシーンあったり、ちょっとブラックジョークあったり、どちらかというと大人向けだった。
無駄なシーンがなくて全く気が散ることなく観れた。
ニックの過去が…(;;)
キャラクターが動物だから可愛らしいディズニー映画になってるけど、これ人間がやってたら普通に怖い話…ってかだいぶ核心ついた作品だと思う。
でもちゃんと笑えるシーンもあるから最高。
ナマケモノのシーン、尺取りすぎだろって思ったけどめちゃ笑ったwwwww
ズートピア2があるという噂を聞いたので、楽しみになった!!!
子供騙し。
子供劇
ヒトは、ズートピアに招かれる?
進化した動物さんは、新たな共同体をつくりました。でも、そこにあるのは、偏見と分断だとしたら…。
見た目と属性で他者を決めつけるのは、誰が得意かな?。叶えた夢の先に大きな壁が現れたら、どうすればいい?。自分の正しさが、仲間との溝をつくることになったら、どうするかな?。
何だか、可愛い着ぐるみを被った大人の映画ですね。2016年作品とのことですが、偏見と分断が加速している今こそ、観てほしい。
民主体制のクニより、独裁体制のクニが、増えていると云う報道があります。多様性を理解、受け入れることは、言う程簡単ではありません。ただそれを放棄した代償として訪れる世界は、他者を受け入れない独裁が、まかり通る世界では?。独裁に裏付けされた恐怖と暴力が支配する世界。敵対者には、核をプレゼントする世界。それが、私達の希求するユートピアなの?。
誰もが、正義のうさぎさんになれるわけじゃない。気がついたら、自分のほうが、ひねもすキツネになっているかも。だとしても、何もしなくていいの?。それで偏見と分断は、なくなる?。
ヒトの遠吠えは何をもたらす?。
ヒトは、ズートピアに招かれる?。
時代の変わり目を予見させる名作映画
ズートピアは
動物の社会という視点を通して
僕らや社会の抱えるテーマを
客観的にわかりやすく表現していた、
例えば種族間での違いであれば
うさぎと狐は全く違うから、
その差が歴然でわかりやすい。
だから種族が違うことで生まれる
思い込みが上手にストーリーに
落とし込まれていた。
僕たちの人間社会は
みんな同じ人間だ。
でも実際の1人1人は違う
それはまるで1人1人が
別々の宇宙に存在してるかのようだ。
ただ人と人は違いが狐やウサギほど
明確ではないので、
人は目の前にいる人間を
自分に投影させがちだ。
目の前の人に自分を
重ねて見てるということは
その人の本来の姿を見れてないわけで
ようは幻想を見てるわけだ。
今まではそれでよかった。
集団と言っても、1人の人生が
出会える人数に限りがあったから。
でもインターネットができて
人々は空間を超えた繋がりが
生まれ始めた。しかも仮想現実で。
多くの人は自分が
作った幻想の中を生きてる。
そして社会は仮想現実への
流れが強くなってきてる。
きっと今は人類や社会が
変容の時代に来てるのだろう。
実際ズートピアの映画内でも
時代の変化を示唆していた。
今までは大衆が恐怖で
権力者などによって
扇動されていた。
恐怖を原動力に時代は動いてた。
でも映画内では
「もうそれはやめましょ!古いから」
的な描写があったのだ。
実際に映画内で起きた事件も
今までのような前時代的な
上下のある縦の関係性や
恐怖を軸にしたコミュニティ運営から
生まる過程が上手に表現されていた。
ディズニーは時代のキーワードを
捉えて表現するのがとっても上手だ。
中でもズートピアという作品は
時代のキーワードをうまく
ストーリーと絡めてる。
結果として多くの人がこの映画を見た。
一つの意識が目覚めるきっかけにもなったんだろう。
ズートピアが公開してから
数年経って世間では盛んに
多様性が叫ばれるようになった。
ズートピアをみることで
社会やコミュニティが変容することを感じた。
僕たちは大きな時代の変わり目に生きてるんだろう。
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