ズートピアのレビュー・感想・評価

「人種差別と偏見と先入観」

アメリカ社会を動物に当てはめた優れた作品。テーマや展開盛りだくさんで良くできすぎててお腹一杯。

楽しいながらも多様性を認めようという今の時代において大切な事を教えてくれる良い映画

かわいくて楽しい映画だったけど、かなり差別が激しい世界観みたいでなかなかツラくなりますね。ニックが子供のころ草食動物たちにイジメられたというシーンがとてもツライ。泣いた(´；ω；`)
ディズニーアニメはだいたい忙しないキャラや話が多いと思うのだけもそんな中、ナマケモノたちのめっちゃスローーーな動きは癒やしというか、ちょっと珍しい感じがして好き。最後もナマケモノ出てきてうれしい。
あとトガリネズミたちの街も好き。

ステージみたい。
ワイルドがかっこいい

20170918
もふもふ具合がすごいと思う
台湾帰りの飛行機の中でみた

ウサギとキツネの友情にホロリ…

映画館で見たかったな。
というくらい、街がカラフルできれいでした。

ナマケモノが良い味を出してました。

レッテルを貼られてしまうと、そういう風に振舞ってしまう自分になっていくのかな。

なんて思いました。

一見すれば推理物で設定も楽しく、子供も大人も楽しめる内容だが、実は世界が外見や固定観念、偏見などにとらわれていることを動物の世界を通してわかりやすく伝えてくれているのが素晴らしかった。
最後のライブシーンがこれぞディズニー！というショーで楽しい気持ちで映画館を出られた。
子供にも大人にも見てほしい作品。

満足。謎解き部分もけっこうちゃんとしてた。
サイズも生態も様々な動物に合わせた街ができている設定が細かく作られていたり、テーマはバリバリの人種差別だったり、いかにもではあるけど、鼻に付くほどではなかった。

ライオン市長はシモンズ先生だったのね。
そして何よりナマケモノ、好き！！

「誰でも何にでもなれる」
そう信じて生きてきた動物たちが、その見た目や身体的特徴だけで冷遇され、それを諦める。
何が強い、何が弱い、何が正しい、何が間違い
そんな歯がゆさと戦うニックとジュディの誠実さに惚れ惚れした。
日本にも、たくさんあると思う。子供の思っていた「何にでもなれる」が、成長していくうちに「どうせ無理だ」になったしまうこと。印象的だったのが、主人公の親が「こうあるべき」を子供に押し付けていたこと。
ジュディやニックのように、心の底から湧き出るステキな心を持った人間でありたい。

ディズニー映画に対する期待値が上がり過ぎて、もはや、このクオリティでも満足できなくなっている。

この話は肉食草食動物達の偏見であったり差別から展開されてましたが、私たちに置き換えてみると考えさせられました！

性別や年齢または人種であったり、そんなのって実際関係ないですよね。

世の中ズートピアみたいに尊重しあって共存できたらハッピーなのになぁ。

起承転結の転が予想外すぎて面白かったです笑

まあ、さすがのディズニーというところでしょう。諦めないというポジティブなメッセージは見ているものを不快にさせず元気を与えるし、種族の差別なんかも今どきの人種や男女差別問題もちょろっと盛り込んだ感じかな。動物たちもそれぞれ個性がありカワイイのもいたりして受けがいいだろうしね。展開は大体分かるし、ディズニーなので嫌なオチとかにもならないと分かっているから安心してみられる。どうなるんだろうとワクワクさせながらも、安心して観られるので平和に鑑賞出来る。惜しむらくは字幕の上映がなかったことか。〔ま、吹き替えでも違和感なく観られたからいいのだけど〕
変な映画で文句を言うのならこっちを観るべきだろう

ディズニー映画らしく、意外に内容が濃い。

ズートピアにおける肉食動物と草食動物の関係性やそれぞれの価値観が、人種や性別、年齢等による現代社会における諸問題に対し、問題提起していた。

強い立場にいる側と弱い立場いる側の関係性を、動物に当て変えて表現しようとするディズニーの発想には感嘆する。

ディズニーだと思って油断していると、意外なメッセージが含まれおり、毎回驚き、考えさせられる。

動物の表情や動作だけで、動物の感情を表現しているところも、3Dアニメの無限の可能性を感じされられた。

しかし、ライオンハート市長が中盤で逮捕された場面から、話の内容が読めてしまったのは、少し残念だった。

やはり、子供向けだから致し方ないのか。

世界観やキャラクターが好きになれたし、子供のみならず大人も楽しませようとする意思が見れて、高い評価通り、素晴らしい作品だと思う。

旅行のバスで終盤まで見たもんだから、気になってレンタル。話自体が非常によくできていて、大人が見ても十二分に楽しめる作品かと。動物たち、可愛いし。てか、細部までこだわって作られてるというか、すごいね。最近のアニメは。

魅入ってしまうほど美しいCG、個性的で可愛らしいキャラクター達、感情移入しやすい設定などなど観客の心を掴む工夫がかなりされている、ただあえて欠点を指摘するなら物語の繋げ方が上手くないといったところか、例えるなら濁流のようにあれよあれよと言った感じで物語が進んでしまい腰を据えてじっくり観賞する暇が少なかった所かな。

キツネカッコイイ

動物達それぞれに役割があるズートピア。ジュディは「ウサギが警察官なんて」と批判される。どんな不利な状況でも諦めずに、正義を胸に掲げるジュディは立派な警察官だと感じる。諦めないこと、自分を変えること、考えさせられることが多かった作品。

人間と同じように様々な仕事を持ち、草食動物も肉食動物も仲良く暮らす社会で謎の誘拐事件が起こる。うさぎの新人刑事ジュディは、キツネのニックと共に事件を捜査することになる。

隠れミッキーがあったり、日本オリジナルのタヌキが出たり、ニックの相棒やナマケモノが笑えたり、見所満載。
また、動物の食物連鎖の中に社会というコミュニティが入る事で見えてくる事や考えさせられる事もちらほら。

つかニックがイケメンだーあんな男になりたい(笑)
声優陣は豪華になるほど吹き替えが下手だったりして残念になるが、今回は違和感なく楽しめた。

最近のディズニー作品はただお話がおもしろいとかキャラクターがかわいいだけでなく、仕掛けも面白い！

意外にもSFミステリだった。プロットが計算され過ぎていて、物語が少し人工的な気がするけど、やっぱり面白い。動物の生態とと差別というテーマがとてもマッチしていた。

良いテーマですね。社会現象を考えさせる良い映画でした。大人にもおすすめでする。