劇場公開日 2016年4月23日

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「さすが天下のディズニー!はずれなし!」ズートピア 1799さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0さすが天下のディズニー!はずれなし!

2016年6月2日
iPhoneアプリから投稿

笑える

楽しい

幸せ

モフモフとした毛、クリクリとした愛らしい表情。
そんな動物たちの可愛さがすばらしい映像技術で再現されています。
やはり、ディズニーはそういったキャラクター描写が巧みですね。可愛すぎて癒されました。

ストーリーは超絶わかりやすい起承転結があり、
かといってとても単純ではないため、
大人も子供もしっかりと楽しめる内容です。

ロビンフッド以来ではないでしょうか。
あんなにキツネに心ときめいたのは。
ニックがものすごくイケメン。
吹替で鑑賞しましたが、今時の変なゴリ押しの俳優ではなく声優さんだったので、声の演技がよかったです。超イケメンボイス。

あと、サバンナ高橋のトラもとてもハマっていて適役だったかと!変な愛くるしさが増倍!ほっぺたモフモフしたすぎ!

吹替で残念だと感じたのは、本来はシャキーラが演じていた役がDreamのAmiになっていたことくらいでしょうか。
彼女じゃ少々セクシーさに欠け、学園祭のノリの演技で浮いていた感じが…。
子供たちにはウケがいいかもしれませんが。

ロングランになってからの映画のCMでは、昨今のネットの評価を受けて「この映画、意外と深いんです」と宣伝しまくっていますが、実際はそんなに深くないような気も。
「人を見た目で判断しちゃいけないよ」「諦めなかったら夢は叶うんだよ」という、子供たち向けの映画によくある道徳的な教訓が、過剰に深読みされた結果なだけだと思います。

批評では差別だ何だかんだとありますが、ディズニー映画では必ずイタチが悪行を働く役割になっていることも、差別につながりがちな先入観や偏見な表れでは…。

ディズニーのハッピーな映画と思って見たあと、ああ意外といいこと言ってるなくらいの解釈で十分です。

魅力的なキャラクターはもちろん、テンポのよいストーリーに笑えるシーン、そして心温まる展開は、さすがのディズニーなだけあって万人ウケすること間違いなしです。

お子様だけでなく、大人も肩の力を抜いて、童心に返って映画をご覧になってみてください。

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