劇場公開日 2016年4月23日

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「いい加減にしろ、デズニー。」ズートピア 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0いい加減にしろ、デズニー。

2016年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

「にゃるのよ〜ニャルのよ〜!」が頭から離れず、脳みそを激しくシェイクされたような目眩を覚えた一本。

あくまで日本向けに仕様を変えたモノを観た感想、作品自体は近年ネズミーの中ではマシな方だと思うことは先に述べておく。

しかしながらローカライズの悪化が酷くて見るに堪えないのはどうしたものか。
大袈裟で暑苦しい吹替え演技はまだしも、中途半端な本編改変で日本語ぶち込んで来たり…
中途半端なラストの歌シーン、やるならそこも吹き替えろよ、シャキーラの歌にアニメ声を乗せるなよ、薄ら寒くなるわ。
字幕版ならそのようなことは無いのかもしれないが、地方公開が吹替え版しかないという配給の要らぬ親切大きなお世話が非常に気持ち悪い。
小学校の教科プログラムに英語が入る今の時代に、全力で逆行するこの配慮は。
ただでさえ阿呆な日本人の大衆を、更に阿呆にするだけでしかなく。
映画を観られぬ、他者に寛容の無い自分スキーを増やすだけでしか無いプロパ癌だと感じる。

ありのまま、の自己主張ばかりよりも、社会の中で自分が恥ずべきこと無い生き方の方が大事だと、逆説的に教訓になる作品。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ