「ディズニーこわい」ズートピア　とも君さんの映画レビュー（感想・評価）

●浦和ユナイテッドシネマズにて。
●いやー、今回もやられました。ピクサーが絡んで以降、ディズニー作品のクオリティは劇的に向上しましたが、今回も半端じゃありません。
●先ず一つ一つのシーンの演出が本当に素晴らしい。ピクサーでは一つの映画を作るのに、何百の映画を何人ものスタッフで何度も見、研究するらしいですが、今回も過去の名作の演出をもとに最高のエンターテイメントができあがっています。とくに「48時間」や「ゴッドファーザー」、「ブレイキングバッド」は熱くフューチャーされていました。
●テーマはまさに「アメリカ」！理想の国（ユートピア）としてのアメリカで、なお根強い差別や偏見に対し、説教臭くない形で伝えてくれます。
●私たちは自分自身が差別や偏見を行っていると自覚していないけれど、実はそんなことはないです。ついつい、「女子は…」とか「B型は…」などと言いがちです。でも、本当はそのことが一番問題なんですよね。
●とにかく全てのシーンのクオリティが圧倒的。これを見ないのは、確実に損です。急いで見に行きましょう。