「平坦に感じられた人としての欲望」独裁者と小さな孫 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
平坦に感じられた人としての欲望
ある国の独裁者とは
そしてその子孫とは
彼は孫に何を教えたのか
孫は祖父から何を学んで
世の中の何を見たのか
映画はその答えを出さずに終わる。
何も出さず、あっけなく終わる。
凛々しくもなく
愛情に溢れている
その情も見えない
孫の姿に戸惑うが
救いがあるとすれば
祖父は殺人者では無い
そこだけ。
身内に甘く
民衆に厳しい
独裁者の姿
ある意味、滑稽な独裁者の姿
そこウケたのかも知れない。
深い思想が有った映画かも知れないが
残念なことに受け取ることはできなかった。
※
コメントする