劇場公開日 2016年1月16日

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殺されたミンジュのレビュー・感想・評価

全24件中、21~24件目を表示

4.0暴力プログラム説.

2016年1月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

難しい

人間は観念としてではなく、実体として、身体性をもってこの世に存在している。 実体として存在しているモノは、他の実体と何らかの摩擦が発生する。その摩擦の大小を問わず、摩擦が生じることそのもが暴力なのではないか。 人間として身体性を有すること、そのこと自体が暴力を内包しており、我々は暴力から逃れられないのだろう。 では、どうコントロールすればいいのか?と考えて、答えがみえない現実が、今の世の中に投影されている訳だ。 それでも考え続けていかなければならない。 人間が人間であるために。 そんなことを考えた。

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Nori

3.0何にに追い詰められているのか?

2016年1月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

最後のリーダーの姿はアリランのキムギドクの姿と重なった 拷問シーンは予想の枠は超えておらずいままでの作品の暴力シーンのほうが私には激しく感じられた メッセージはもっと寓意性を持たせたほうが作品としては膨らむだろう がその手法が取れないほどキムギドクは追い詰められているのだろう それは何に追い詰められているのか? 見終わって私は考えている

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えりちゃん

3.5ギドクの自主映画

2016年1月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

今回はグイッと持ってこられるものが、少なかった気がする。話の内容も、淡白でわかりやすく作られてあるので衝撃のラスト!とはあまり言えない終わり方。 そして相変わらず、ギドク5Dマーク2で撮っちゃった?みたいな、もしかした本当にそうなのかもしれないが....(Canon表示しかクレジットになく....)技術面では、メビウスよりピエタよりも粗悪な感じはしてしまった。とにかく作品のサイクルがすごい。以上

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sakatea

3.0中途半端な暴力シーン

2015年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

女子高生殺害事件の復讐の連鎖の様相を呈するギドク監督作品ですが、国家の闇に起因するところが大きいのでしょうが、一概に国や社会のせいにできないというかピンと来ない不条理さが痛かったです。 あの生々しく衝撃的だった「嘆きのピエタ」ほど心奪われるものを感じないのは、ぬくぬくした環境にいるせいだからでしょうか。 オリジナリティの高いギドク作品には、激しさのなかにも、何らかの解放や愛、絵画的に美しい絵を、どうしても期待してしまいます。

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ちゅうみぃ