「暴力的ボランティア活動」殺されたミンジュ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
暴力的ボランティア活動
事件の概要は不問のまま何となく想像は出来る、被害者も加害者も善も悪も全てが胸糞悪い、そんな嫌ぁな感じがまんまキム・ギドクって感じ。
訴えたい、伝えたい事が薄ぼんやりと、何処か説教じみた感覚、女性の扱いや暴力描写と貧富の差など、素直に納得ができない全体的なキム・ギドク演出の数々。
高知東生みたいなのが何役も至る所に登場する場面に戸惑ってしまう、一瞬ギャグなのかと、いや、あれはギャグだな、笑う箇所だな!?
愚かだからこそ人間は愚かな動物として理不尽であれ正当であれ振われる暴力こそが正しくも虚しくも弱肉強食な世界、モラルも関係無い最低な世界。
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