リピーテッドのレビュー・感想・評価
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【”私が眠りにつく前に真実を・・。”ニコール・キッドマン始め、コリン・ファース とマーク・ストロング等名優達の演技に翻弄されるサスペンスミステリー。ラストには救われる作品でもある。】
ー 目覚めると、前日までの記憶を失っている女性が、自身に起きた真実を知る時・・。- ■クリスティーン(ニコール・キッドマン)は、”事故”の後遺症により、毎朝目が覚めると前日の記憶を失ってしまう障害を抱えていた。 そんな彼女を献身的に支える夫のベン(コリン・ファース)。 だがある日、主治医だと名乗るドクター・ナッシュ(マーク・ストロング)からの電話をきっかけに、クリスティーンはベンの言動に疑惑を抱き始める。 ◆感想<Caution!内容に触れています。> ・前日までの記憶を朝起きると、失っているクリスティーン。横には優し気なベンが寝ている。 だが、ある日ドクター・ナッシュと名乗る男からの電話をきっかけに、箪笥に隠された前日に自分で撮った自分の語る事を聞くうちに、彼女はベンへの疑念を抱いて行くという設定が面白い。 ・何しろ、ニコール・キッドマン始め、コリン・ファース とマーク・ストロングという名優揃い踏みなので、途中まではスリリング要素タップリである。 <私は、コリンファースは彼の若き時の「アナザー・カントリー」からのファンなので、良くこの作品出演を了承したなあ、と思った作品である。 だが、トム・クルーズと別れてから、彼の作品に対する姿勢に触発され、美しいだけの女優から演技派に見事に転身したニコール・キッドマンの演技には、ヤラレタナア。 特に再後半、”ベン”から死んだと聞かされていた息子のアダムと再会し、全てを思い出すシーンは良かったなあ。>
ある疑問がなければ、高評価
【鑑賞のきっかけ】 本作品は、2014年に制作され、日本では2015年に劇場公開されているとのこと。 また、原作小説があり、海外ではベストセラーとなったようです。 でも、全くその存在を知りませんでした。 このたび、動画配信されており、自分の好きな「ミステリ」作品ということで興味を惹かれ、観賞してみました。 【率直な感想】 <記憶喪失がテーマ> それにしても、制作総指揮リドリー・スコット、主演ニコール・キッドマン、共演コリン・ファースと、豪華な顔ぶれ。 どうして、映画好き、ミステリ好きの自分のアンテナに引っかからなかったのだろう? ──という疑問はさておき。 ニコール・キッドマン演じる主人公、クリスティーンは、記憶障害があるという設定。 就寝して、翌朝目が覚めると、前日の記憶が失われている。 つまり、1日しか記憶が持たない日々を送っている。 きっかけは、20代の時に遭遇した大きな傷害で、その衝撃の前の記憶しかない、彼女。 毎朝、夫と名乗るベン(コリン・ファース)から、1日だけの記憶だという説明を受けている。 いつしか、彼女は、40代になっていた。 そんな彼女は、2週間くらい前に、治療を引き受けてくれるという医師・ナッシュと出会っていた。 その後、毎朝、ナッシュから電話があり、デジタルカメラの隠し場所を教わる。 そこには、彼女の前日の自分へのメッセージが映像として記録されていた。 本作品の原題は、「Before I Go to Sleep」で「私が眠りにつく前に」であるが、彼女の、 夜寝る前に、一日の記憶をデジタルカメラに語りかける毎日ということから来ていると思われます。 本作品での一番大きな謎は、記憶障害のきっかけとなった傷害を負わせた人物、つまり犯人は何者かということ。 この謎解きの展開の中で、次々と意外な事実が判明していき、ある企みが明らかになっていく展開は、かなり楽しむことができました。 <疑問な点があり> 彼女の日常は、夫が仕事に出た後は、家の中で過ごしているようなのですが、彼女の肉親、特に、両親のことが全く触れられていないのは、不思議に感じました。 傷害を負った事件当時、20代なら、両親も兄弟もいなくて、天涯孤独ということは考えられず。 そもそも、朝、夫から「1日しか記憶が持たない」との説明を受けたら、私なら、自分の肉親はどこにいるのか、尋ねますけれど。 誰だって、真っ先に気にするのは、自分の生まれ育った家族のことではないでしょうか。 それが全く触れられないのは、違和感を覚えました。 彼女の過去の写真を貼ったアルバムがあり、そこから説明を受けていたのかもしれません。 でも、自分が何者なのかを知りたければ、日本なら、戸籍や住民票があります。 この映画の舞台がイギリスかアメリカなのか、はっきりしませんが、そうした身元確認の書類は役所にあるはずで、彼女はなぜそうした書類での確認をしないのでしょうか。 というか、そもそも彼女は身分を証明する書類を持っていないのでしょうか? 日本なら、健康保険証とか、運転免許証とか、マイナンバー通知書(又はカード)とか、パスポートなど…。 夫を名乗るベンや、医師のナッシュから、自らの情報を得るだけで、自分が何者かについて積極的に調査しないクリスティーンは、成人としては不完全な人間にみえてしまいます。 【全体評価】 ミステリ的な意外な事実が次々と判明していく展開には、面白さを感じるものの、上記の「生まれ育った家族」に全く触れていないのは、どうしても不自然さを感じざるを得ませんでした。 これがなければ、もっと高い評価をしていただろうに、とちょっと残念な作品に終わってしまいました。
ミステリとしては弱い&ただの不倫嫁
登場人物が少ないこともあり、早々に真実が見え見えになる弱点 原作は小説だからそのへんうまくごまかせたんだろうが、映像になると駄目だわな あと結局主人公がただの「股の緩い不倫嫁でした」で後味悪いのも弱点 このへん変えれば★3くらいなんとかなったかもね
血は記憶よりも強し
もう散らかされすぎた題材なので、 今その話されても…という記憶障害物ですが サスペンスとしてはそこそこ良かったです。 しかしミステリーとしては…? 終盤まで登場人物がほぼ3人なので、 そりゃぁベン(実はマイク)かナッシュの どちらかがウソついているのは明白。 とすると、どんなに伏線張られようが 驚きのどんでん返しにはならないよね。 とすると、ミステリーを楽しむ映画じゃなく、 ドラマをいかに魅せるかがカギとなるが そこが弱すぎ。 記憶障害のクリッシーは毎日記憶がリセット されるが観客には記憶が蓄積される そこのジレンマがだいご味なのに そこが弱すぎ。 アイテムがデジカメ映像って…。 弱すぎ。 ドラマとしても、たとえば 記憶が蘇らなくても母と息子の絆は強し。 とするのか、 全く記憶が戻らなかった母が 息子の顔を見た途端甦る。 とするのか。 後者をとったわけだが、息子への伏線の張り方が 弱すぎなためそこまで感動できなかった。 それでもサスペンスとしてそこそこ見られたのは コリンファースとニコール・キッドマンという 俳優のなせるわざか! ということで、ミステリーでもサスペンスでも ドラマでもなくて、「俳優の演技を見る映画」 でした。
記憶喪失からのサスペンス
オスカー俳優であるニコール・キッドマンとコリン・ファースの共演による、イギリス、フランス、スウェーデンの3か国合作による作品。記憶喪失の主人公の女性を巡る、歪んだ愛を描いたサスペンス・ミステリー。 暴行事件の際の頭へのケガによって、一晩寝るとそれまでの記憶をすべて忘れてしまい、20歳の頃の記憶に戻ってしまう主人公のクリスティーン。彼女の夫・ベンは、そんな彼女の状況を受け入れて、優しく献身的に支えていた。 一方、クリスティンの主治医と名乗るナッシュから、毎朝、ベンが仕事に出かけると電話があり、記憶を取り戻すために、毎日の出来事をビデオに収める治療を受けていることを知る。そのビデオ内容には、普段のベンの言うことと違う内容が映されており、クリスティンは疑心暗鬼となっていく。そして、記憶喪失の原因となった暴行事件の犯人の絡みも見え隠れしてくる。 正直、それほどのサプライズもないし、主な登場人物が、クリスティン役のニコール・キッドマンとベン役のコリン・ファース、そして主治医役のマーク・ストロングの3人だけ。自ずと暴行事件犯人も絞られ、ベンの立ち位置や展開も読めてしまい、珍しくない記憶喪失サスペンスだった。
美しきニコールキッドマン演じるサスペンス
有名なベストセラー小説がベースだけにテーマ、設定、脚本がよかった。何よりも我が愛するニコールキッドマン様の美しさよ!バックショットのヌードまで見せてもらって、感謝、感謝。ストーリーは良くある事故で1日しか記憶が持たない人妻が甲斐甲斐しく世話を焼く夫に疑問を覚え、謎に迫って行く。私を襲ったのは誰なのか?味方は、敵は?なかなか面白かった。記憶が無くなる世界はラブストーリーでは良くあるがサスペンスではメメント位のものか。あちらも良かったね。配役も妙でどいつもこいつも怪しそうなやつばかり。後半に謎解きが一気に加速する。最後までドキドキワクワクで楽しめました。
よくある企画である
メメントとか日本でも数多くある、記憶が1日しか持たない中でのスリラー それにしても、フラッシュバックする記憶が錯誤だとか、本当だとか、使い分けると、意味なくない。 種明かしも、ずるずるだし。 本当に企画倒れですよ。 ショーも無いです。
ぎりぎり及第点
まぁ何というか、普通のミステリー。 もちろんネタバレ厳禁なんですが、 下のレビューにちらほらあるのでご注意を。 記憶が一日しかもたないっていうのは分かるけど、 精神が20代の女の子に戻るって点が、 何か物語に影響しているのか分かりにくかった。 時間つぶし程度ならアリかもしれません。
先が読めない面白さ、スリル
製作総指揮は、エイリアンやグラディエーターでおなじみ、リドリー・スコット。最近はオデッセイでも注目を浴びていた。 なんというか、スリラーを見たのは久しぶり。先の読めない展開にハラハラしまくり。 主人公が記憶に障害があり、不安定なだけに、誰を信じいていいのかわからなる展開にどきどきした。安心が訪れたかと思うと、その安心を平気で引き裂くような出来事が起きはじめる。 息をつかせない展開。 なかなかうまいと思った。 Yahoo!映画では3点台で点数はそこそこだけれど、スリルが好きな人にはおすすめかも。
偽ベンがニコールに暴力を振るった後に、ニコールがクレアにベンに暴力...
偽ベンがニコールに暴力を振るった後に、ニコールがクレアにベンに暴力を振るわれたと電話をし、その後偽ベンが自分の車の中にいる時にクレアから携帯に着信があり偽ベンは電話に出なかった。クレアは物語最後に、本物のベンは頬に傷跡があると言っているが何故、クレアは偽ベンに電話したのだろうか、クレアは偽ベンの所業を知ってたのだろうか?彼らが繋がってるの?謎。
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