劇場公開日 2015年5月23日

「記憶の持つ重要性。教えてくれる女性愛。」リピーテッド 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5記憶の持つ重要性。教えてくれる女性愛。

2015年5月27日
PCから投稿

悲しい

怖い

難しい

【賛否両論チェック】
賛:設定が斬新で、後半で明かされる真相も痛快。上映時間も短めなので、手軽に観られそう。
否:そこまで極端に奇想天外な真実ではないので、先読み出来てしまう人もいそう。

 “記憶が1日しか持たない”という設定が斬新で、その中で主人公がなんとか明日の自分にメッセージを残そうと奮闘する姿が印象的です。そして徐々に明らかになっていく驚愕の真実に、一本取られる感じもまた痛快です。雰囲気としては「記憶探偵と鍵のかかった少女」に近いものがあるでしょうか。マーク・ストロングも出てらっしゃいますし(笑)。
 ありがちと言えばありがちですが、なかなか読めそうで読めないサスペンスですので、ミステリー好きな方には是非オススメです。

映画コーディネーター・門倉カド