アメリカン・スナイパーのレビュー・感想・評価
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前に見たことある感だらけ。 面白くない。
石油欲しさに中東まで行って、大量破壊兵器は無いのに嘘ついても友好国のイラクへ行って、アラブ人ぶっ殺してアメリカン守る..
どんな理屈だ.?
ベトナム戦争のプラツーん、地獄の黙示録、カジュアルティオブワーとかの戦争映画?とは明らかに趣旨が異なる。
言わばランボー怒りのアフガンみたいな三流プロパガンダ映画ばりだよな。
アメリカが常に外部へ敵を作り、戦争していないと超大国の存在意義を失うから、時々こういう映画は必要なんだ。
興業成績は良いようだが、内容は過去の戦争映画に劣る。爆発物処理班の映画の2匹目のドジョウ。
考えさせられる
もちろんアルカイダを擁護するつもりは微塵もないが、ただ、一兵士としては自分の信じるものの為に戦っている訳で、アメリカが正義ではないし、160人を射殺した主人公はヒーローではない。
しかしながら戦争が人を壊す樣を見せつけられ、考えさせられた。
アメリカ万歳?
戦争もの…アメリカ万歳の映画かと…
見事に裏切られた…
ドキュメント映像の後の、
淡々と流れていく、無言のエンドロール…
色んな思いを考えさせる、イーストウッド無言の演出か…
ブラッドリー クーパーの役作りはには、おそれいる…!(^^)!
テロリストと国家を相対化する
アメリカンスナイパー。敵を蛮人と呼び殺した理由を神の前で説明できると言い切る主人公と、米兵と話した奴は殺すとして子供の頭にドリルで穴を開けるテロリスト。例えば、敵のスナイパーを主人公にした映画を作った時にはどんな映画になるだろうか。
二時間緊張感を持続させる音響と映像。あらゆる方向から聴こえてくる銃声や履帯の音を是非映画館で聞いてみて欲しくなる映画。
特に、砂嵐のシーンは視界が奪われて手探りで進む描写で、画面の中に吸い込まれそうな臨場感。
アメリカの家族
映画のうたい文句でも主人公は「家族」と「戦争」とのはざまで迷うことになっているが、主人公は家族を守るために戦争に行き、家族同然と考える戦闘チームのために戦う。敵の狙撃手もおそらく同じで、妻と思しき女性が手を合わせて狙撃手の無事を祈り、その女性のために狙撃手は戦う。戦士にとって家族と戦争は矛盾していない。だから、主人公は最後まで、戦争を肯定する。
クリント・イーストウッドは、妻や子は羊で、男は羊を守る番犬であるという価値観をストレートに表現し、その価値観の耐久力を戦争という極限状態の中で試した。結局、番犬は良き父親になるわけだが、また、いつ番犬としての獰猛さを発揮するかわからない。
家族こそ生存の単位だということが強調されるが、生存の単位の中にこそ戦争参加の意思の種があることが意識されている映画だという点で、硫黄島の2部作よりも深い認識に立った戦争映画になっている。
ただ、その家族が核家族として描かれているのがいかにもアメリカらしい感じがしたが、生存の単位を強調する監督の意図なのだろうか。主人公の兄と弟が違った運命をたどる点も、映画の最後まで、その後の弟の状態が気になったが、何も描かれなかったし、主人公に影響を与えた父が主人公の戦場の活躍にどう反応したかも気になったが不明なままだった。
中東の悲劇、涙が止まりません
ここまでとは思わなかった。明後日に迫ったアカデミー賞作品賞候補の当作。実話ともあって涙が終始止まらなかった。
ラストシーンは巨匠クリント・イーストウッドが描きたい世界に大粒の涙と嗚咽。
世界で起こっていること、世界の、そして中東の終わらない悲劇を日本人が感じて自分なりの言葉を整理しなければいけない、日本人こそ観なければいけない映画です。
いい
この映画でクリス・カイルを英雄視してるかしてないかで意見は大きくわかれると思う。
自分はクリス・カイルを英雄視してるわけではないと感じた。
戦場で戦った兵士が1番つらいのは戦場ではないということがよくわかった。
そして何と言ってもブラッドリー・クーパーの演技。
これを見た後にアカデミー賞だったから、この演技をみたら、エディの演技も見てなかったし、主演男優賞ワンチャンあるんじゃね?っておもったほど。
肉体作りもすごいよね。
この映画は戦争映画でありそうでない。
そんなイメージ。
でも、160人殺して、自伝書いて、映画化されて英雄視してる映画かもしれない。
とは言っても、イーストウッド監督がこの映画で1番伝えたかったことが伝わった気がする。
戦争映画としてはローンサバイバーのほうがいいかな。
戦争とかそういうくくりなしで、映画としてだと、アメリカンスナイパーかな。
見終わった後も衝撃は残る
無音のエンドロールが全てを語っているように思いました。世の中の現状が見事に表現されていた。色々書きたいことはあるが最後の最後が悲しすぎて今でも心が震えています。ぜひたくさんの方に見てもらいたい、そう思いました。
最高やけど最後にいきなり悲しかった泣
めっちゃよかったです。恋→戦争→恋→戦争→家族→戦争→家族愛→最後の戦い→戦争の後遺症→心を取り戻す→衝撃のsad endみたいな感じです。R15ギリギリですね、これ。言葉もちょっとエッチなのが多かったですし、主人公と恋人のいちゃつき具合も危ないっす。何よりも戦争シーンはグロかったです。特に子供の太ももがあれで、、、作り物でも可哀想でした。しかし、銃撃シーンもすごかったです。スナイパー銃を打つたびに映画館に音が響きわたる、良い音響ですねホントに。爆発音等もすごかったです。画面だけでなく映画館では是非皆も音響も楽しんでください。最後Happy Endと思いきゃいきなり主人公が、、、ぼくクリス.カイルが死んでるなんて知らなかったです、実際の映像の数えきれないほどの人が高速道路で追悼してるシーンを見て泣きそうになりました。何であの人クリス.カイルを殺したんだよ!今から理由調べたいと思います。長くなりましたが、最後に、言わせてください、さすがクリント.イーストウッドです。昔からホントにお疲れ様です。この作品最後でもぼくは良いと思います。最高傑作だと思います。それでは、また、何か映画見たらレビューしたいと思います。こんなにレビュー書いたの初めてです笑
戦争映画は好きじゃないけど
日本人の私も他人事ではないような気分になる今日この頃、見なくちゃダメな気がして行ってきました。
見て良かった。
主人公のクリスは悲劇的な最期を迎えたけど、もし、今も生きていて伝説のヒーローだったら彼と家族のその後の生活は…と考えると…辛くなります。
戦争で誰が幸せになるの?
クリスを射殺した犯人の裁判の行方も気になりますね。
アメリカンスナイパーを観た……
アメリカンスナイパーを観た。
アカデミー賞発表前にこの映画を観ておきたかった。
久しぶりにクリントイーストウッドらしい観るものを重く苦しくさせる映画で、描写は説明的にならず観るものに判断を委ねられる。
主人公が4回目の出征にして最期の戦場のシーンが圧巻……砂嵐の中の戦闘はあまりにリアルで恐怖、スクリーンいっぱい砂で敵も味方も何も見えない……
悲しいラストシーンの後、実際の映像が流れエンドロールへ。
完全に無音で静寂なエンドロールの映画は初めての体験だった。
アメリカはいかに「英雄」を生み出したか
クリントイーストウッドはアメリカを批判する。ゾッとするほど静かに、ドライに冷ややかですらあるほどの冷静さを持って、カメラは事実をなぞっていく。「英雄」はいかにして生まれたのか。鑑賞後、ぼくらがその顛末を見届けた男を指して手放しに「英雄」と呼ぶことができるだろうか。そこに映し出されていたのは、祖国を守るという純粋すぎる動機で戦地に赴く決意をした男が、永遠に続くかに思われる砂嵐に似た「混沌」の中で精神を削り取られていく姿だ。子供を女を撃ち抜かなければならないのは何故だ?仲間も、帰るべき家庭さえも失わなければならないのは何故だ?微かに残された愛国心と、そして打ち立てられた巨大な大義名分にすがらなければ、立っていられない程の地獄。誰が英雄だって?やめてくれよ。俺はそんなんじゃない。俺はただ、大切なものを守ろうとしただけなんだ。英雄と呼ばれるたびにその表情は苦悶に歪んでいるように見える。
彼は「犠牲者」だ。「英雄」なんて言葉でごまかさないでくれ。だから頼む、やめてくれ。彼の棺に勲章を打ち付けないでくれ。お前たちはまだ、彼を縛り続けるつもりなのか。何人の「英雄」を生み出せば気がすむのか。
人間らしさ。
今年の新作の中で一番面白かった('15.02.21現在)。
己の生きる価値、レーゾン・デートルを戦いの中に見出してしまった男の物語。
敵を蛮人呼ばわりし、祖国を守るため、異国に赴くこと複数回。
敵にとって自分はどう映っているのか?
祖国を守るためという大義は普遍的価値を持ち得るのか?
いつ果てるともなき戦いの中に、己の生を晒す意義は何ぞや?
人の心、人間らしさって何?
慈悲の心も、人を殺めるのも、人間の人間たる所以なのだと思う。
同じシチュエーションに置かれたトキ、私は戦うのだろうか、と身を乗り出して見てしまいました。
ブラッドリー・クーパーの熱演が胸を打つ
『アメリカン・スナイパー』を鑑賞。
クリント・イーストウッド監督の最新作。
イラク戦争で米軍史上最多の160人を射殺したとされる伝説の狙撃手、クリス・カイルの半生を描く。
とにかく素晴らしい作品であった。
反戦などという言葉は一切出てこないが、今作の反戦に対するメッセージは凄まじい。
祖国を守るために志願し、戦場では味方に被害を与えるもの全てを敵とみなし射殺する。その中には少年兵も多く含まれていたという。
戦場ではヒーロー扱いを受けるが、精神は確実に蝕まれていく。
クリスを演じるブラッドリー・クーパーの熱演も素晴らしく、精神面の変化も実にリアルに演じており胸を打つ。
物語は実話に基づいており、クリス・カイルも実在の人物である。クリス・カイルについてご存知ない方は決してネット検索などせずに劇場に向かって頂きたい。
衝撃のエンディングはエンドロールが終わってもしばらくは席を立てないほど。
観終わった後も心に深く残り続ける名作となるであろう。
緊張で肩凝り
超人ヒーローでもなく、ドラマの主人公でもなく、イラクに派兵しているアメリカの正義を守るために、スコープを覗いてトリガーを弾き続けた孤独なスナイパー。本当に分かり合えたのはアルカイダのライバルスナイパーだけかもしるないね。
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