「この映画が世界を変えるような、そんな可能性を感じる。」アメリカン・スナイパー ARC監督/脚本 篠原隼士さんの映画レビュー(感想・評価)
この映画が世界を変えるような、そんな可能性を感じる。
戦争映画。デビューしてない方は分かりやすい。これぐらい主人公が際立ってるとかなり見やすい。ながく生きた人が見ていた世界をまとめてくれた。信念を持った男を信念を持った監督が映画にした。信念は恐ろしく様々なものを見えなくさせる。「この映画!是非見てください!!」と声を大にできない理由はまだ自分の中で整理できない問題だから。そして、映画の中で整理させてないから。
ノンモンで流れるクレジットに、涙したのは何かを突き付けられた気がしたから。映画館を出るとそこは違った世界に見えるようで何も違ってない。
もしかすると、何はともあれ見てみれば?この映画はイーストウッドの見ている世界を、一人の伝説の男を描くことで伝えている。
あとは受け取らないと進めない。
だから、何はともあれ見てみれば?
そう言える映画は、素晴らしいと言えるかもしれない。なんだろうか…その先を知りたい。もっと深く突き詰めたい。そういう感情になる映画はきっと人生を変える。
映画に対して新しい考え方を提示してくれた。
素敵な出逢いをした夜でした。
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