「無音のエンドロール。」アメリカン・スナイパー wickedylanさんの映画レビュー(感想・評価)
無音のエンドロール。
観終わったあと、ふと心に浮かんだアンパンマンマーチの歌詞。
何のためにうまれて
何をして生きるのか
答えられないなんて
そんなのはいやだ
何のために争うのか。
何のために生きるのか。
何のために守るのか。殺すのか。
劇中で放たれた無数の銃弾のように
観客の心に撃ち込まれた無数の問いかけ。
無音のエンドロールは祈りにも似た静寂で、
イーストウッドの監督としてのプライドをひしひしと感じた瞬間でもあった。
いま静かに、心からの拍手を送りたい。
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