「偏らないほど絶望的」アメリカン・スナイパー take-cさんの映画レビュー(感想・評価)
偏らないほど絶望的
やはり観た後は絶望的な気分になった。
どこにも希望などない。
戦争映画として当たり前の感想だが、それしかない。
イーストウッド監督は、戦争をフラットに描いたと思う。アメリカ万歳ではないし、主人公に肩入れし過ぎてもいない。
しかし、過去の戦争映画もそうだが、フラットに描くほど、恐ろしく、そして絶望的だ。
ベトナム戦争後にも沢山の戦争映画が作られたが、何十年もたった今でも、世界は何も変わっていないことに絶望する。
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