「「イラクのスナイパー」を作らないとアンフェア」アメリカン・スナイパー かんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
「イラクのスナイパー」を作らないとアンフェア
反戦映画であるかのような前ぶれで見に行きましたが、正直、失望しました。アメリカンスナイパーは結局、彼が苦悩したことも含めて、アメリカンヒーローとしてしか描かれていませんでした。「硫黄島からの手紙」を日米双方の立場から描いたように、イーストウッドは、ぜひとも、「イラクのスナイパー」という映画を作るべきです。そうすれば、この映画も別の価値を持つことになるでしょう。そもそも、侵略を受けたのはイラクの方ですからね。
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