「凡作」アメリカン・スナイパー Golgo14さんの映画レビュー(感想・評価)
凡作
ギドギドの反戦映画でもなく、かといってもちろん戦争礼賛のドンパチ映画でもなく、淡々と描写していたので好感は持てたのだが。
見終わってから、結局なにがいいたかったの?という疑問が残った。
確かにそういう人物が実在したということは分かったけど、単に彼の伝記になってしまった感が否めない。
要は心理描写が甘い、というかされていないというか。
1つ分かったことは戦場に愛する人を送り出した人間も、実際に戦闘を経験した人間と同様に神経を苛まれる可能性があるということくらいかな。
クリント・イーストウッド作品でなければ見向きもされなかったのではないかな。
彼の作品としては残念な一品でした。
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