「人が人を殺す現実」アメリカン・スナイパー SP_Hitoshiさんの映画レビュー(感想・評価)
人が人を殺す現実
戦争というものの当たり前の事実、人が人を殺すということはどういうことなのか? をつきつけてくる。
単なる反戦争映画というわけではない。少なくとも、やっぱり平和が一番だよね、なんていう能天気な感想は口にできない深刻さを持っている。
たぶん、この映画を観た人は、いろいろな感想を持つと思う。事実を基にした映画ということもあるけど、観た人どうしが議論することを想定しているというか、議論を煽っているところもある。
スタッフロールが非常に変わっているのだけど、ここにものすごい監督のメッセージがこめられていると思う。
それはすなわち、
この問題を考えろ!このままでいいはずがない!この問題を解決するために努力しなければならない!
ということだと受け取った。
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