「アメリカ人と日本人では見方が違う」アメリカン・スナイパー とむさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ人と日本人では見方が違う
こういう体験をした、または犠牲を払っていない現代の日本人と、何万人もの家族や知人をこの戦争で失ったアメリカ人とでは、当然関心が異なる。
しかし平和ボケの日本人が、無音のエンドロールが始まると次々と席を立つ有様を、実際に目にしてショックを受けた。
確かにイラク戦争の是非は有るにしても、ある意味私たちの代わりに戦場に赴いて悲惨な体験をしたアメリカ人や同盟国の戦士に対する敬意や感謝の念は少しも無いのか?!
無音のエンドロールは、この映画の総括を自分できちんとせよ!との、真の巨匠イーストウッド監督からの宿題である。
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