「人間らしさ。」アメリカン・スナイパー Noriさんの映画レビュー(感想・評価)
人間らしさ。
今年の新作の中で一番面白かった('15.02.21現在)。
己の生きる価値、レーゾン・デートルを戦いの中に見出してしまった男の物語。
敵を蛮人呼ばわりし、祖国を守るため、異国に赴くこと複数回。
敵にとって自分はどう映っているのか?
祖国を守るためという大義は普遍的価値を持ち得るのか?
いつ果てるともなき戦いの中に、己の生を晒す意義は何ぞや?
人の心、人間らしさって何?
慈悲の心も、人を殺めるのも、人間の人間たる所以なのだと思う。
同じシチュエーションに置かれたトキ、私は戦うのだろうか、と身を乗り出して見てしまいました。
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