「これが、アメリカのやりかた、です。」アメリカン・スナイパー お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
これが、アメリカのやりかた、です。
敵、つまりイスラム教徒に対して、まったく何の同情も抱かず、まるで「害をなす野獣」を狩り続けるハンターのような話です。
かつては我が日本がこのように描かれていたのだろうなと感じました。
なぜ敵は攻めてくるのか。そういうことはどうだっていいんでしょうね。
が、それならそれでもいいんですよ。
敵とは、倒すべきモンスターに過ぎないと考えているのなら。
最大の疑問は、なぜ、このテーマにおいて、「敵の射撃名人との殺し合い競争」みたいな陳腐すぎるストーリーにしちゃったのだろうかという点。
イーストウッド監督も、年を取りすぎたのかも知れません。
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