「無音のエンドロール」アメリカン・スナイパー A'sさんの映画レビュー(感想・評価)
無音のエンドロール
かなりきつい作品。戦争という恐ろしさや悲惨さを突きつけられます。とても現実的でリアル。映像は本当に戦争を見ているみたい。かなり残酷で見てるのも辛いシーンがいくつもあるがそれがあるからこそこの作品が訴えていることが伝わってくる。戦争映画だが戦場がメインというわけでもない。アメリカと戦争を行き来して家族との繋がりをしっかり表している。音楽は少なめで戦場の音がリアルに響き渡る。なので常に静かに敵を狙い戦闘に一気に入るというまさに戦争というものを見せられた気がする。そして何より実話という辛さ。実際にこのようなことがあるかと思うと胸が苦しくなる。そして衝撃のラストからの無音のエンドロール。ここで我々視聴者に戦争などについて考える時間感じる時間を与えてくれる。メッセージ性の強い作品である。
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