「何が英雄だというのか」アメリカン・スナイパー とえさんの映画レビュー(感想・評価)
何が英雄だというのか
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アメリカで史上最高のスナイパーと言われたクリス・カイルの実話を映画化。
戦場では、英雄、レジェンドともてはやされた彼も、現実社会に帰れば、PTSD(心的外傷後ストレス症候群)に悩まされていた。
戦争という状況下で、命が助かって、身体は健康でも心は蝕まれてしまう。
その痛みが心に迫ってくる映画だった。
実は、この映画のラストはこうなる予定ではなかったと聞いた。
しかし「事実は小説よりも奇なり」で、製作者の意図を超え、思わぬ結末が待っていた。
それが、さらにこの映画に重みを足す。
何が英雄でレジェンドなのか、表彰し、もてはやすよりも必要なのは彼らへの心のケアでしょう。
主演は、ハリウッドで今一番売れてる男優、ブラッドリー・クーパー。
監督は、衰えを知らないガンマン。クリント・イーストウッド。
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