「戦争の痛々しさが感じられる」アメリカン・スナイパー tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争の痛々しさが感じられる
クリス・カイルの生き様、実在した英雄というものを描きつつ
戦争の痛々しさを効果的に演出している。
実際の戦場におけるスナイパーの視点というものを体感することができる
手に汗握る展開と、家庭に戻った英雄の生活が緩急付けられており
最後まで飽きる事なく楽しむことができる
英雄として戦場で敵を討つ意義を直接的に描写しながら
一方で厭戦感を煽る展開、映像がある。
戦争映画として良質である。
テーマ性、演出、脚本、役者、音楽全てが高レベルで
非常に良い映画であるが
ストーリーとしては想定の範囲内で意外性がなかったのは残念
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