劇場公開日 2015年2月21日

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「傑作。」アメリカン・スナイパー PAPA-fateさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0傑作。

2015年7月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

米軍史上最強の狙撃手クリス・カイルの自伝を映画化とクリント・イーストウッド作品はあまり縁がなかったので、これを機に鑑賞してみました。

そこには戦場の緊張感・緊迫感は当然ながらオブラートに包まない「死」がありました。さっきまで隣にいた兵士が死に、スコープから見える敵兵の死、狙撃による突然の死。そして心が徐々に死んでいくクリス・カイル…。そんなハッと息を呑む瞬間が何度も観ていてありました。
残酷で切ない。けど素晴らしい作品。観終わってフーッと息を吐きましたね。

他のクリント・イーストウッド作品ってこんな感じなのだろうか?
何かを主張するわけで無く、ありのままを表現し観てる側に暗黙の了解的に判断を委ねている気がしました。
きっと観た人の1人1人に残る印象が違う作品かもしれませんね。
傑作です。

PAPA-fate