パレードへようこそのレビュー・感想・評価
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弱者の魂の叫びを自然体のユーモアで描く
胸を張れ。前を向け。人生は短い。自分に誇りを持って生きろ。
原題のPRIDE、まさにそういう話。
炭鉱夫の労働争議もプライドパレードも本質的に同じだと、社会や圧力と戦う弱者の叫びとして違いはないと訴えかける。
たびたびある聴衆に向かって語り掛けるシーンは、どれも心を打つ名シーンだ。
開始15分、最初の募金に対するダイのお礼のスピーチからいきなり涙が出た。
知らない誰かが遠くから自分のことを応援してくれている、そのことに対する感謝の言葉。内容だけ見れば大したことは言っていないのに、こみ上げるものがある。
このスピーチがなければ、たぶん、その後の協力関係はなかったろう。
テーマの重さに比して、暗さをほとんど感じさせないのは、全編ユーモアたっぷりで悲壮感を笑い飛ばしているところと、炭鉱町のおばちゃんたちが見せる強さと優しさによるのだろう。
当たり前に怒り、笑い、泣く。
それだけのことをどれだけ難しく考えすぎていたんだろう。
夫婦、親子、同性間の愛、異性間の愛、同性間の友情、異性間の友情、偏見、嘲笑、いろんな人間関係をユーモアいっぱいに描き切る。
これが30年前に実際にあった話だというから、なんとドラマチックなことか。
脚本よし演技よし演出よし。無駄もなければ不足もない。基本的に実話嫌いの自分でも文句つけるところがない。
星5。五月一日、労働者の日にふさわしいものを見た。
手を取り合うってすごいな
偏見に負けず懸命に支援を続ける人々、偏見を持たずに最初から受け入れた人々、
偏見を手放した人々、偏見を手放せない人々。
色々な人がいて、それを受け入れるとみんな幸せになるね。
自分を偽って生きるのは辛いし、そんなに人生も長くないらしい。
ありのままを受け入れられるようになろう。
隠さず自己主張あれ!
イミテーション・ゲームよりはあとの話ではあるからアレだけど、
やっぱりレズやゲイはなかなか理解のない時代。
だけど自己主張しながらも動いている彼らは輝いていたなー。
ウェールズ炭鉱の人たちも資金はありがたいけど、
まさか同性愛者からの支援と思うと複雑だったり。
もどかしいー!素直に受け止められないこの時代!><
だけどだんだん心を開いていくシーンだったり、
団結するシーンは分かっていても何だかジーンと来ました。
クラブでみんなで歌うシーンとか涙腺が(;_;)
あとはとにかく行動を起こすマークはえらい!
人のために何かできる人、手を差し伸べられる人になりたい。
思ってもなかなか勇気がでないもんね。
最後のパレードシーンとかわくわくしました!
笑って泣ける、気持ちのいい映画でした!
そして原題の「PRIDE」の方が好きだなぁ。
マイノリティーの自分に自信を持って生きる事。
マイノリティーの闘い
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