劇場公開日 2015年4月4日

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パレードへようこそのレビュー・感想・評価

全45件中、41~45件目を表示

5.0弱者の魂の叫びを自然体のユーモアで描く

2015年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

胸を張れ。前を向け。人生は短い。自分に誇りを持って生きろ。
原題のPRIDE、まさにそういう話。

炭鉱夫の労働争議もプライドパレードも本質的に同じだと、社会や圧力と戦う弱者の叫びとして違いはないと訴えかける。
たびたびある聴衆に向かって語り掛けるシーンは、どれも心を打つ名シーンだ。

開始15分、最初の募金に対するダイのお礼のスピーチからいきなり涙が出た。
知らない誰かが遠くから自分のことを応援してくれている、そのことに対する感謝の言葉。内容だけ見れば大したことは言っていないのに、こみ上げるものがある。
このスピーチがなければ、たぶん、その後の協力関係はなかったろう。

テーマの重さに比して、暗さをほとんど感じさせないのは、全編ユーモアたっぷりで悲壮感を笑い飛ばしているところと、炭鉱町のおばちゃんたちが見せる強さと優しさによるのだろう。
当たり前に怒り、笑い、泣く。
それだけのことをどれだけ難しく考えすぎていたんだろう。

夫婦、親子、同性間の愛、異性間の愛、同性間の友情、異性間の友情、偏見、嘲笑、いろんな人間関係をユーモアいっぱいに描き切る。
これが30年前に実際にあった話だというから、なんとドラマチックなことか。

脚本よし演技よし演出よし。無駄もなければ不足もない。基本的に実話嫌いの自分でも文句つけるところがない。
星5。五月一日、労働者の日にふさわしいものを見た。

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くりぽん

4.0手を取り合うってすごいな

2015年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

偏見に負けず懸命に支援を続ける人々、偏見を持たずに最初から受け入れた人々、
偏見を手放した人々、偏見を手放せない人々。

色々な人がいて、それを受け入れるとみんな幸せになるね。

自分を偽って生きるのは辛いし、そんなに人生も長くないらしい。

ありのままを受け入れられるようになろう。

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りろ

4.0隠さず自己主張あれ!

2015年4月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

イミテーション・ゲームよりはあとの話ではあるからアレだけど、
やっぱりレズやゲイはなかなか理解のない時代。
だけど自己主張しながらも動いている彼らは輝いていたなー。

ウェールズ炭鉱の人たちも資金はありがたいけど、
まさか同性愛者からの支援と思うと複雑だったり。
もどかしいー!素直に受け止められないこの時代!><
だけどだんだん心を開いていくシーンだったり、
団結するシーンは分かっていても何だかジーンと来ました。
クラブでみんなで歌うシーンとか涙腺が(;_;)
あとはとにかく行動を起こすマークはえらい!
人のために何かできる人、手を差し伸べられる人になりたい。
思ってもなかなか勇気がでないもんね。
最後のパレードシーンとかわくわくしました!
笑って泣ける、気持ちのいい映画でした!
そして原題の「PRIDE」の方が好きだなぁ。

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みき

5.0マイノリティーの自分に自信を持って生きる事。

2015年4月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

たかだか20年くらい前の実話みたい。失業に追い込まれた炭鉱夫達の支援に乗り出したゲイレズビアン団体のお話でした。自分たちの地位向上のひとつの手段として行動にでた、っていう感も否めないけど違う立場の人達を差別偏見に合いながらも支援しつづけたのはすごく大変だったと思う。結果がどうあれ新しい世界が開けたのは事実。違うマイノリティー同士のところどころの演説はなみだもんです。
ラストのパレードは幸せ感満杯です。
あと、どこの世界もおばちゃんたちは陽気で強い。いい味でてました。

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peanuts

5.0マイノリティーの闘い

2015年4月5日
iPhoneアプリから投稿

ゲイ&レズビアンと炭鉱夫の連帯という不思議な関係。
だが実話とのこと。

大変面白かったし、感動しました。

マイノリティー同士、お互いの苦しみか分かるからこそ繋がる友情。

これからも皆が繋がっていけたらいいのにと思いました。

リトルダンサーもブラスも好きなので、
この感じはツボなのかもしれない。

サッチャーはひどいことをしたんだな。

好きな映画のひとつになりました。

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しろ
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