「まあまあだった」ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあだった
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ケリー・ライカート監督の『ミークス・カットオフ』も眠かったけど、こちらも眠い。ダムを爆破するまではなかなかのスリルで、特にボートを進めた先に車のタイヤ交換があったところはハラハラした。
しかし、その後は日常で、心に重いものを抱えて過ごす日常なのだけど、まったりとしており眠くなる。
肝心の場面は見せない作りで、主人公が女の子を絞め殺したような感じがほのめかされる。最後の最後も登録カードを書くのか書かないのか不明なまま終わる。また、もう一人の実行犯の男からの電話で、女の子から度々電話があると言っていたのも真偽が不明だ。彼と彼女は小屋から性の営みをしているかのような声が漏れていてそんな関係だったからだろうか。だとしたら、彼が彼女のケアをすべきで、主人公になんで言うかな。そんなことも、どこまで額面通り受け取っていいか不明だ。
しかし、特に解明したいと意欲がわくほどの映画ではなかった。
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