「どう書けば、この興奮が伝わるのか」エベレスト 3D むかしのまっちさんの映画レビュー(感想・評価)
どう書けば、この興奮が伝わるのか
エベレスト麓の町・カトマンズでのメンバーの気持ちの高ぶり。上へ行くにつれ彼らの表情にゆとりがなくなり、高まる緊張感。まるで現場に居合わせているかのように、すっかり映画にのめり込んでしまいます。山頂へアタックするためベースキャンプを離れてからは、もう最後まで手に汗握りっぱなしで目が離せない!
危険を承知で仲間の救出に向かう姿、母国で待つ家族との電話は目頭が熱くなる。映画的な脚色と思われるところはあるものの、そこは登山者たちに敬意を表した作り手の気遣いと受け止めます。
満点を付けたのは、IMAX 3Dシアターではじめて鑑賞したことが間違いなく一因。とりわけ音響の素晴らしさは、これこそ私が求めていたものだ、と。もう、普通の3Dでは満足できないかも。
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