ブラックハットのレビュー・感想・評価
全30件中、1~20件目を表示
クリス好きならなんとかなる!
カード詐欺師のハッカーが、マッチョで戦闘ができるのはキャラがモリモリだが、そこはクリスのカッコ良さでなんとかなる!
そして相手がラストコーション女優だったとは…最高かよ!!
日経夕刊の映画評が記憶に残っていて、セールになっていたので観る。 ...
日経夕刊の映画評が記憶に残っていて、セールになっていたので観る。
締まった展開で最後まで引っ張っていく。
中国側捜査官はハサウェイ(ヘムズワース)の大学時代のクラスメート...
中国側捜査官はハサウェイ(ヘムズワース)の大学時代のクラスメートであるチェン・ダーワイ(ワン・リーホン)。そして妹であるチェン・リエン(タン・ウェイ)がネットワークエンジニアとして加わった。
ハッカーとして雇われたはずのハサウェイだったが、銃撃戦には加わるし、原発内部の捜査にまで参加する意味不明な点。まぁ、ヘムズワースなんだからアクションもやらなきゃ面白くないという趣旨もわかるけど。
終盤にダーワイとバレット(デイヴィス)が銃撃戦で殺されてから面白くはなるけど、最後もなんかスッキリしない。
奥が深かったなぁ~。
どうして“観たいリスト”に入っていたのだろう、と思いながら借りて来ていた、一本。
私は予告編を見ると漏れなく観たくなるのだけれど、・・・この一本は、それだけじゃなかったみたい。
奥が深かったなぁ~。(*^-^*)
マイケルマンの映画より熱い
今回もコンリーっぽい長い黒髪チャイニーズヒロインが出てきて、相変わらずダサいサングラスをはめている。とか思っていたら、ラストコーションのタンウェイだったらしい。だったらもうちょっとちゃんと濡れ場を撮ってあげれば良かったのに。全体期待してたマイケルマン感はうすめ、相変わらず長い。アメリカ人とレバノン人が香港で好き勝手やる話。原発までテロるハッカーの目的が、錫の先物取引操作っていう卑近なオチのコラテラル的なデタラメさの妙、今時のハリウッド映画で雑誌腹に巻いてドライバーで刺すハードボイルドネスは素晴らしい。
ハッカーの映画と思ってはダメ
監督のことを良く確認してから、観るべきだった。
たぶん、サイバーテロ、という名前の割に絵面が地味なテーマとは相性が良くなかった。
主人公がハッカーという設定は、映画中盤から立ち消えてしまって、もう、何がメインの映画なのか、分からなくなる。
当然、主人公が揺らげば、対する悪役もハッキリしない。
何故、主人公をハッカーでやろうと思ったのか疑問。
酷評が多いですが
マイケルマン監督作品のファンですが
個人的に大好きですね。
公開観れず(いつやってた?ぐらい)レンタル
だったのが残念でしたが
これまで少しずつ試していた夜の映像美が
今作如何なく発揮されていて大興奮です。
中国やマレーシアで撮りたい気持ちも共感しました。
突然ラブシーンとか、批判多いですが
そんなもんちゃいますか?
それまでの視線で感じましたけどね。
最初の空港と最後の錫採掘現場の
広大なシーンはお見事でしょう!
凄く好きですね。
ヘムズワースのマニアさとマッチョさの
共存した存在感も、見事なキャスティングやし
演技だと思います。
いい映画です。
大好きな監督なだけに残念
マイケル・マン監督と言えば、やっぱりヒート。
あのヒリヒリとした世界観は、ノーラン監督のダークナイトやベン・アフレックのザ・タウンにもしっかり受け継がれています。
が、今作はマイケル監督の演出は感じられるもの、魅力的な登場人物が皆無という致命的な欠陥から、ストーリーが全て陳腐になってしまっています。
ヒートのデ・ニーロがもつ、悪でいなければならない生き方とそこから抜け出したい願望、アル・パチーノは悪よりも手荒で汚い猟犬のような刑事で、そんな下品なプライドがぶつかり合うという生臭いハードボイルドが、今作では一切感じられません。
敵のアイデンティティが、何も浮き彫りになっていない。
何故テロを起こすのか、起こさざるを得ない状況なのかが、あんまり感じられない。
国のためではなく、自身の自由のために戦うハッカーが無敵なのも違和感がすごい。
ハッカーで捕まったのに、肉弾戦にも強いなんて、戦い方が変。
頭脳戦でヒリヒリさせても良かったのでは、と思ってしまう。
PC内部の電気信号の伝達演出も、既視感がありすぎて興醒めしてしまう。
マイケル監督には、ちょっと合わない題材だったかもしれない。
レジェンダリーのトーマス・タルもきっと残念だったと思う。
テンポが悪すぎ 配役が微妙。最低級のサスペンス
筋肉隆々の雷神様が凄腕のハッカーと言われても合わな過ぎて、話が入ってこない
しかも相方が中国人なんて違和感しかない上に、テンポが悪すぎて眠いだけ サスペンスのくせにハラハラもしないし、主要なキャスト数人でやり取りしすぎ
メリハリ皆無。せっかくの雷神様にアクションもっとさせよう
20151015 DVDレンタルにて。
原題・blackhat
監督の名前に惹かれて観てみた。
パソコンのコトをよく知らないと、ちょっと話ついていけないかも。全体的には、なんとも地味なストーリー展開。
ただ、アジアの街並みを駆け巡る西洋人という映像は、不思議な感覚がした。
昔かたぎのハードボイルド!
ハッカーものというと、どうもオシャレでスマートでかっこいい犯罪って雰囲気になりがちだが、これは良い意味で違ってた。昔ながらの一見地味だが、犯罪に手を染めてしまった者の哀れさが十二分に描かれている。ストーリーの流れは本当にありがちなのだが、演出やカメラ割りの巧みさが独特な雰囲気を作り出していてグイグイ引き込まれていく。
エンディングの、このままハッピーエンドにはならないぞという画の意思が伝わってくる。私好みの映画だった。♪( ´▽`)
コンピューターの映画は難しい
原子力発電所を標的としたテロなどをたくらむハッカーと戦う米中の捜査官たち。そしてその捜査への協力を強いられる主人公の元ハッカーの服役囚と、中国側の捜査官の妹。かなり危険なテロリストを追い詰める現場に、捜査機関の部外者であるところのこの二人が同行するというところに非常な違和感を感じながら画面を見つめていた。
携帯電話、コンピューターというものはどうも映画との相性がいま一つなのか、あのプラスチックと液晶パネルで構成される道具が画になる作品は稀である。
あの中身は物凄い量の情報やトリッキーな技術が詰まっているのだが、それを映像化することの難しさは、この作品の冒頭で、原発の制御システムがハッキングされる瞬間を映像化しているシークエンスを観ればよく分かる。
結局のところ、重大な結果に比してそのプロセスの描写からはなんのサスペンスも感じられないのだ。同じ機械の動きをとらえたものでも、たとえば「ナバロンの要塞」の上下するエレベーターにはスリルとサスペンスが満ち溢れている。我々は金属や油の鈍い光沢を放つ質感を経験として知っている。だからその映像を見て、何らかの意味を付与することが可能である。
コンピューターの基板や半導体に使われている物質の質感を我々は日常的に感じているわけではない。観客が感覚として知っていることが、スクリーンに映し出されたときに解釈を与えられるのだから、観客が知らないシリコーンの質感を表現しても、観る者の意味体系にとらえられることにならないのだ。
コンピューターを題材にした映画の難しはそういったところよるのではないか。
「ラスト・コーション」以来お目にかかっていなかったタン・ウェイにとって、世界進出の足掛かりになる作品になることを祈ろう。
ハイテクもローテクも。世界規模の壮絶アクション!!
【賛否両論チェック】
賛:世界を股にかけた、犯人との鬼気迫る攻防戦が圧巻。迫力ある銃撃戦やアクションシーンも見どころ。
否:展開はかなりご都合主義で、無理がある。
現代にふさわしく、“ハッカー”という見えない脅威を題材に、文字通り世界中を股にかけた攻防が繰り広げられます。ハッキング時のミクロから一気に広がっていく映像は、非常に精巧で圧倒されます。
そして本作のもう1つの魅力は、壮絶な銃撃戦を始めとする、アクションシーンの数々。決してパソコンだけでは解決しないテロとの戦いを、より克明に描き出していきます。
展開はかなり強引でご都合主義的ですが、今まさに起こりうる現代の脅威との戦いを、是非劇場でご覧下さい。
映画としては・・・でも、クラッキング技術的には・・w
映画としては、何とも…。たんなるドタバタで終わってしまった気がします。けど、後から、パンフレットを読んで、これはと思ったところを。(株)サイバーディフェンス研究所の名和さんが解説をしていました。(元航空自衛隊セキュリティー担当の方)
1)「スピアフィッシングメール」(いわゆる、標的型攻撃メール)
ターゲットをきちんと分析して、ターゲットに疑いがなく開かせるようにする。最近日本の公官庁もターゲットにされていました。(作品の中では、ターゲットの上司の名前を入手して、メールを開くようにもっていきました。)
2)「スタックスネット」
監視員のモニターのデータを一定期間キャプチャーして、攻撃の最中のカモフラージュをすること。これはあまり一般人には縁がなさそうですけど。自分のPC・サーバをクラッキングされた場合の、ログファイルの偽装などと同じと考えると、気をつけなくてはならないかも。
3)「BadUSB攻撃」
USBをポートに差し込むことで、PCへの侵入をはかるもの。本当に、ここ1年くらいでなにげに話題になっている攻撃方法。USBの設計上の致命的な脆弱性であって、現時点では解決されていないもの。(美女が、このデータをプリントアウトして欲しいと、警備員にUSBを手渡しする。あんな美女に依頼されたら、俺もいちころだわ。)
4)監視カメラの乗っ取り
IPを持ったネットワーク接続の監視カメラが増えてきているから、これから日本でも、こういう事例が増えてくるかも。ネットワークカメラのOSはたぶんLinux。UNIXの知識があれば簡単に乗っ取れそう。
作品の中で使っているUNIXのコマンドは、ごくごく基礎的なもの、mount who is 的な事くらい。ソースコードはちょっとわかりませんでした。でも、PCのプログラミング技術も大切だけど、最後の一押しには、ソーシャルハッキング(人間によるだましのテクニック)が重要になるということ。
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