「うん。下品。」テッド2 ハチミツ舐太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
うん。下品。
セス・マクファーレン監督作品は、TEDに続きこれで2作目。
TEDは、自分の下品さと通づるものがあり、大好きな作品の一つだ。
監督とは、下品の部分で相性が合う部分が多いのだろう。
とは言え、一部の表現には、引っかかるところもある。こういうのなければ、手放しで好きになれるのに、勿体無いなぁ。
今作は、前作を観ていないと分からない部分があり、また、物語的には、前作程ではないなと感じる所があった。
また半分近くネタが分からなかったのは、アメリカに住んでいないので、仕方ない。
けれど、下品さ下衆さが前作以上に突き抜けていて、そこはとても好みに合った。エロで下品ネタって、大抵は相当笑える上、万国共通だなと再認識♪♪
特に、車が事故ってから、アマンダセイフライトが、チン⚪︎型パイプを加えるシーンに至るまでの部分は、好きだなぁ。アホ過ぎる。テッドに車運転させちゃダメだろうに・・。
その後の歌は純粋にナイス♪
あのステキなパイプを咥えるのは、「ラブレース」絡みの何かなのだろうか?
別シーンだが、アマンダセイフライトとゴラムの共演も♡
他方、テッドが我慢できなくて、あのパイプを咥えてしまうのも受けた。そこまで葉っぱ吸いたいのか・・。
また、葉っぱ農場で、ジュラッシクパークのテーマソングが流れるところや、「black dick」も笑えたなと。black~は何のパロディーか揶揄か分からないが・・・。
裁判官と、ソウルが何かのくだりで歌い、ハイタッチをするのも好きだ。軽いな・・裁判長。
そして、サマンサの事務所で葉っぱを楽しむシーン、壁がなんちゃらのフリからの・・というところも好きだな。その後の図書館のとこは、そんなところで、葉っぱを楽しんで良いのかよと、心の中で突っ込んだけど、その後、壁が・・・のくだりがあり、笑ったなぁ〜。
こういう部分の笑いは、自分は好きだ。
とは言え、一部鼻についた部分もあった。
マイノリティーに対する表現。
視覚障害者の部分も・・そうだが。コミコンのシーン。
今回、テッドの人権や差別を問うのが、話しのメインテーマとなっているはず。人権とは何か?を問うて、戦っているテッドがいるのに、ゲイがオタクをいじめて楽しむのは・・いらなくないかと。あったとしても、頻繁に出てくるので、流石にくどいと感じた。あの二人は、最後オタクにやり返されてはいたが・・・。
最後に、テッドが結婚して大人になっていたのは驚きだったなぁ。結婚すると、あのテッドでさえも大人になってしまうんだと。