「ポールに捧ぐ」ワイルド・スピード SKY MISSION harukitaさんの映画レビュー(感想・評価)
ポールに捧ぐ
本作のは『SAW』シリーズ『狼の死刑宣告』『死霊館』『インシディアス』等のジェームス・ワン監督と言うことで、何かやってくれそうな期待がありました。
ワイルド・スピードの魅力と言えばなんと言ってもカーアクション!
それと忘れてはいけないのがドミニクのファミリー愛とそのファミリー感だ。
そこをしっかり押さえつつ、今まで以上のアクションシーンを展開する本作は、まるで『エクスペンダブルズ』かと思うほどの強烈なアクションシーンの連続だ。
車を飛ばせてしまうんだから、あとは水に潜るか地底に行くか、はたまた宇宙に行くぐらいしか残っていないほど、一体ワイルド・スピードはどこへ行ってしまうのか?と、ちとやり過ぎの感はありますが、これはこれで楽しい作品ではありました。
特にショウを演じたジェーソン・ステイサムがさすがですよね。
彼の存在感が本作をぐっと押し上げていると思います。
悪役が効いている作品は良いものが多いです。
ジェーソン・ステイサムVSロック様やジェーソン・ステイサムVSヴィン・ディーゼルの対決も他ではなかなか観れないので魅力的です。
シリーズの懐かしい顔も登場させたりして、その辺りのファンが観たいものを見せてくれるあたりはやはりジェームス・ワン監督は分かっていらっしゃる!
アクションで盛り上げるだけ盛り上げておいての、あのラストシーンはさすがにグッときました。
また撮り方が実に上手い!これぞ映画的!『ワイルド・スピード』的なサヨナラだと感心しました。
いやぁ本作はジェームス・ワン監督で大正解ではないでしょうか?
そう感じました。